函館次郎の独りごち飯。

東京近郊のうまくて並んでない店を探す男のドラマ

中野

ただいま変身中 ラーメン 中野

ただ今変身中? なんだそら? ラーメン屋のようではあるな。 まぁ他も混んでるし、行ってみてもいいか。 次郎は入店した。 中野でバラ肉のラーメンを食べにきたのだが… どの店も混んでいて、難易度の高い状況を強いられていた。 まぁたまにはいいか、フレン…

玉バラ蕎麦 ラーメン 中野

うー、脂っこいものが食いてぇなぁ。 次郎は中野にいた。 昼前に研究室の後輩の進路相談に乗っていた。 研究者として進むべきか、就職するか。 難しい決断だ。 正直次郎も未だに不安定な身。しかし、研究者は実績をあげねばいつまでたっても学生。社会人経験…

LABO麺 ラーメン 中野

もう夕方みたいだな。 次郎は中野駅にいた。このところ午後4時頃には1日の黄昏を感じるほど日が暮れるのが早い。まだ1時だというのに、少し曇っているともう一日が終わるような気さえする。 たまらんな。時間は生命のように貴重だと、誰かが言っていたが、身…

十番 ラーメン 東中野

う、雨か、今日は傘を持ってきてないのに… 東中野で雨に打たれる次郎。 先日は久しぶりに絶世の美女に育っていた近所の女の子マチルダと再開した。 そう言えば吉祥寺に行くんだっけか。 まぁ…歳もかなり離れているし。俺はしがない研究者。なんともなるまい…

かしわぎ ラーメン 東中野

「次郎お兄ちゃん!」 ものすごいハーフの美人が次郎を車線の反対側から呼び止めた。 「え、誰?」 怪訝な顔をする次郎。 「忘れたの!」 続け様に怒鳴りつけてくる。 なんか怒ってるみたいだな。いや、そもそもこんな綺麗な知り合いいたっけ?次郎は思いを…

覆面花木 ラーメン 東中野

ふぅ。 暑いな。蒸し暑いぜ。 こんな日はやはりラーメンを食べるしかないだろう。 次郎は部屋のベッドで目を開けて天井を見た。 無機質な白い壁があった。 シミもなく新しいため、そこに目を凝らしてもラーメンを想像することは叶わない。 次郎は東京に越し…