函館次郎の独りごち飯。

東京近郊のうまくて並んでない店を探す男のドラマ

La Campana, Roma

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郷土料理の牛肉煮込みが味わえるらしいな。

次郎はティベレ川をバチカンからポポロ広場方面に渡りながら独りごちた。

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やはり、サン・ピエトロ寺院は荘厳だな。敬虔な気持ちになるぜ。

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さてと、敬虔な気持ちになったことだし、なんでも煮込み料理が有名な店がこの辺にあるらしいと聞いたが…

 

お、あったあった。ここだな。

 

ラ・カンパーナ。

 

グィ♪

 

Bonasera.

Soro?

 

見りゃわかるだろう。一人だ。バカにすんな。

 

Si. Prego.

奥の席に案内された。

 

さてと、まずは白ワインをくれ。

Si.
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良い色だ。銘柄はわからんがな。少し酸味がきついな。

 

よし、兄ちゃん。

Si.

 

有名な煮込みと、それと前菜の盛り合わせ、サラダ、ズッキーニフラワーのフリットをくれ。

Si, Shinore.

please help yourself by one plate for antipasto.

わかった。

Oh, no artichokes.

なんでだ?高いからか。

今は時期じゃないんらしいもんな。仕方ねぇな。

次郎はプレートを一枚もって次々と野菜を入れていった。

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ふー、このくらいとれば十分だろう。

なかなかだな。玉ねぎがうまい。ししとうもナスもいい塩梅だ。キッシュ取りすぎたな、ま、仕方あるまい。


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Salad Prego.

スッキリうまそうじゃないか。

シンプルながらいいぞ。

 

Zucchini Prego.

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来たか。うお、チーズが出てくるな。

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トロトロだな。うまい。

 

さてと、真打ちの登場か。

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うまそうだな。牛肉は柔らかい。マッシュルームもいいな。優しめの味だが、塩は効いている。うまいな。

 

ゲフッ

 

さてと…おい、兄ちゃん。

Si.

エスプレッソ頼む。

Si.

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イタリアと言えば締めはやはりコレだよな。

うーん、キッチリ苦い。ちょっと砂糖も入れてみるか。

お!うまいな。

 

よし、兄ちゃん、会計頼む。

Si, Shinore.

53€, Perfarvore.

 

カードで頼む。

Si.

 

さてと、出るか。

また来るぜ。

グィ♪

 

ふぅ、日も暮れてやっと少し過ごしやすくなったな。

夏真っ盛りのローマ。積乱雲がまだまだ厳しい暑さの続きを予兆していた。

 

続く。

 

La Campana

Vicolo della Campana, 18, 00186 Roma RM, イタリア

老舗のトラットリア。煮込み料理が有名とのこと。全体的にうまい。

3.55次郎

 

 

Ristorante Da Diego, Roma

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あ、暑い。もう歩けん…

次郎はナヴォーナ広場に向かっていた。

しかし、ローマの日差しは暑く、ナヴォーナを前にして力尽きていた。

 

えい、もう良い、ここはひとまず休むぞ。

ちょうどミストクールが吹き出しているトラットリアが見えた次郎。

迷わず入店した。

 

Bonasera.

おう。早く席に案内せいや

 

Prego.

ミストクールのついた一テーブルに案内された。

 

とりあえず、水と白ワインを。

Si.

 

割とすぐに運ばれてきた。

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ゴクゴク。うまい。もう水だな白ワインは。

 

そして、おやじ、

ムール貝、サラダ、それとピザカプリチョーザをくれ。

Si.

 

おい、おやじ、バルサミコ酢をくれ。
Prego.

次郎は運ばれてきたサラダに塩とバルサミコ酢をたっぷりかけた。
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お、いいな。うまいうまい。なかなかローマはサラダがないんだよな。一緒に出てきたピザはどうだ??

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具沢山だな。そして、でかい。こりゃ食えんな。しかもこの後にムール貝が…

 

Prego.

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半端ない量だな!!

どれどれ、うお、うまい!ビネガーとレモンが効いてる。出し汁がうまい。これはいい!

でかしたぞ!

白ワインが進むぜ。

 

むしゃむしゃ。

カラン♪

 

次郎はムール貝を貪り食べた。

 

ふー。ゲフッ。

 

もうピザは食えんな。

ま、ムール貝が思いの外うまかったからな。良しとしよう。

 

おいおやじ!

Si.

会計頼む。

Si.

40€, Perfarvore.

 

ほらよ。今日は現金だ。釣りはいらねーぜ。それで、ミストクールに入れる水でも買いな。

キッチリ二枚20€紙幣をテーブルに置いた。

 

Bonasera.

 

ふー。うまかったなー。

さてと、再開するか。

次郎はまたナヴォーナに向かって人混みを歩き始めた。細いローマの路地は隠れる場所がない。次郎の背中を午後の日差しも容赦なく尾行した。

 

続く。

 

Ristorante Da Diego
358 reviews
Italian, Pizza, Mediterranean
Vicolo Sciarra 60 00187 Rome Italy

 

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旧市街のトレビの泉からナヴォーナ広場の真ん中ぐらいに位置するトラットリア。ムール貝が一押し!ピザが兎に角でかい。

3.5次郎

 

Augstallero in Roma, Italy

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と、遠い…

次郎はローマはティベレ川沿を南に向かって歩いていた。いくつかローマの旨い店リストを検索した中で、一軒目のパスタの旨いらしい店が営業していなかったため二番目の店に向かっていた。

 

そこは、観光客向けではなく、ローマの地元のリストランテということだった。

 

そのため、市内中心部から少し離れている。

土地勘のない次郎はバスも乗れず、炎天下の中ひたすら歩いていた。

 

あ、あつい…そして遠い。

石畳が次郎の足を絡めとる。

イタリアは流しのタクシーは違法。あとは歩くしかなかった。

失敗したか…

次郎は独りごちた。

 

市内のナヴォーナ広場付近から歩いて30分…ようやく最後の角を曲がり、目的の店を見つけた。

“Augstallero”

客がいない。と思ったら皆外の軒先に出ている。

Bonasera.

ボナセーラ

Soro?

見ればわかるだろう。

 

次郎は店内に案内された。仕方ないか、予約もしていないしな。

 

Menu, Prego.

さてと…ここは羊のグリルがうまいはず。

よし、兄ちゃん

Si.

チーズ、羊のグリル、アマトリチャーナリングイネ、ソーセージトマト煮、トリッパのトマト煮込み。それと、赤ワイン頼む。

Si, Signore.

 

頼みすぎたか…

ま、まぁいい。

 

Prego.

赤ワインが出てきた。

どこの銘柄か見当もつかないが、サッパリしててのみやすい。喉がカラカラの次郎にはなんでもうまく感じた。

 

Prego.

ペコリーノチーズとソーセージのトマト煮が出てきた。

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前菜なのに、皿がでかいな。まずいぞこれは。

む、このチーズ、赤ワインによく合うな。さすがイタリア。ソーセージはピリっとしてうまい、が、こんな量は食えんな。しばらく様子見だ。

 

リガトーニ、Prego.

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おあ、これはうまそうだ。

芯があり、アルデンテ。チーズ、トマト、パンチェッタうまいバランスだ。

しかし、これも量が多い。まずいな。

 

羊の肉が登場した。

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おお!何という迫力!うまそうだ。

次郎はレモンをかけ、ラムにかぶりついた。

おお、野生的な味。ボリュームは骨があるからそんなでもないな。うまい。

 

トリッパのトマト煮込みが出てきた。

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おお、今度は食べやすい。トマト味がうまいし日本人の口に合う。

ゲフッ

もう限界だな。

 

俺としたことが…仕方ない。

 

おい、会計頼む。

Si Shinore.

64€, Perfarvore.

 

ふん。そんなもんだろう。

 

ほらよ。カードだから釣りがやれなくてすまんな。

Si.

 

ふー。しかし、暑い。汗な吹き出すな。

さてと、ここからはと。メトロのピラミデ駅が近いか。しかし、徒歩14分か。まぁ痩せるにはいいか。

 

次郎はメトロの駅に向かって歩き始めた。

 

夜も10時だというのに、子供達もたくさん広場で遊んでいる。

暑いしな。時間の使い方が日本とは違うようだ。所変われば何とやら…だな。

 

次郎の背後から子供達の嬌声がこだました。

 

 

続く。

 

Ristorante Agustarello A Testaccio Di Commentucci, Via Giovanni Branca, 100, 00153 Roma RM, イタリア

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ローマの定食屋。店内はクーラーがなく暑い。リガトーニと羊のグリルがおいしい。市内中心部から遠いので、歩くのはきつい。ピラミデ駅からならなんとか歩ける。色々なガイドブックに載っているがそこまでではないかも。

3.5次郎

 

 

 

Bar hopping in Sansebastian ④

 

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さてと、昼はあんだけ食ったしな。もう夜は食えねーか。いやいや、今夜はサンセバスチャン最後の夜。気合入れねーとな。

 

次郎は夕方6時と言ってもまだ明るく、4時くらいに感じる時刻に、再び旧市街へ繰り出した。

 

まぁ流石に俺様の腹も持たねーな…

次郎は独りごちた。

 

時折雨のチラつくコンディション。これで客足が減るといいのだが。

 

旧市街へ到着すると、やはり金曜夜ともなればどこかからか人がたくさん集まってくる。

 

うっとおしいな。

しかし、そうはいっても、今夜は負けられない。よし、ここだ。

Atari Gastroteka”

やはり、混雑している。しばし、途方にくれる次郎。オロオロしているところ、女性店員が話しかけてくる。

Hola!

 

Hola. ahnn..I would like to... Arozzo ...

 

Ok. I will bring English menu and keep a seat for you. 

 

な、なんと優しい。

一旦この店員を抱きしめるべきか悩む次郎。

い、いかん、つい妄想が膨らんじまったか。流石外国だ。

 

暫くして、席があき、次郎はそこに案内された。

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すかさず、一気に攻め立てた。

リゾット、トウガラシのフリット、フィレステーキ…

 

一緒にフォアグラはどう?

とても美味しいのよ。

 

じゃあそれも。それと、サングリアを。あ、更には、チーズのオリーブオイル焼きも。

 

わかったわ。

 

ふー。注文にも一苦労だ。しかし、この店どんどん人が入ってくるな。席に付けたのは奇跡的だ。

 

まずはサングリアが運ばれてきた。

うーん、うまい。

 

続いて、リゾットが運ばれてきた。

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おお、小ぶりながら、うまそうだ。

むほ!

激ウマじゃないか!この3つの黄色いのは、トマトとマヨネーズのムースだな。今日のリゾットはサラミがはいって味がパワフルだ。それにこのトマトマヨネーズソースが絡み、独特の味わい。うまい。


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続いては、フォアグラか。

うお!これは濃厚。しかも、トウモロコシの粒揚げとホワイトチョコレートソースが絶妙なハーモニー。うまいわけだ!!
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ぐ、なんだこれは。間違いなくうまいだろうがな。

ぐほ、このチーズとトマトのコラボ最強だ。もちもちで、溶ける。
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そして、このトウガラシ、食べやすい。塩味が効いてシンプルながらうまい。
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そして、フィレステーキ。

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ミディアムレアだな。柔らかい。このクリームソースがうまい。

 

ふぅ、いやー食べたな。しかし、今夜は最後だしな、よし、ねーちゃん、リゾットもう1つ追加で。

Si.

 

やっちまった。まぁいい。旅の恥は何とかだ。

暫くして二皿目のリゾットが到着。次郎は貪り食べた。

ぐぉ!ぅまい!こりゃ仕方ない!ぐぉ!

 

ゲフッ

 

流石におかわりリゾットは効いたな。

よし、会計頼む。

27€ Perfarvore.

く、安いな。ここも名店に仲間入りだ。

ほらよ。これで新しい黒板でも買いな。

 

次はと、Ganbaraだな。

次郎は歩き出した。

 

くっ、一杯だな。しかも、日本人が多い。やめとこう。

次郎は隣のBar sportsも覗いて見たが、ここも一杯。

 

むぅ、仕方ない。鰯の専門ピンチョスの店に行ってみるか。

次郎は、Bar txepetxaに向かった。

 

Hola.

Hola.

 

簡単な挨拶を済ませて、次郎はメニューを他の人の前のカウンターからもぎとった。

 

よし、アンチョビのピンチョスと、このオリーブ・アンチョビ・トウガラシの串とビールを頼む。

Si, Shinore.

あっという間に提供。素晴らしい笑顔の店員。ネイマール似だな。

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このイワシ、うまいじゃねーか。酸味も効いている。
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見た目のインパクトはないが、味がいい!

このいつものオリーブ串も酸味が強くていい。
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店内には魚型のメニューが置かれている。地元感のある店だ。

 

あっという間に終わったな。

 

じゃあな、またくるぜ。

Agur, Shinore.

Agur.

 

さてと、ここの近くに、最も有名な Borda Berriという店があるらしいとのことだったな。行ってみるか。

次郎が向かうと。お、あったな。

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う、なんやこの人垣は。中に入れないやないか。

もういい、あとはイキナリどっかに入るしかないな。

 

よし、ここに突入だ。

“Bardulia” に入店。

Hola.

Hola.

次郎はタパスを見つつ、奥の席を確保した。これで良しと。

 

さてと、おい、おやじ、サングリアと、ししとうの炒め物、それと、アーティチョーク串、イワシとオリーブの串、タコのガリシア風串を頼む。

Si.

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あまり愛想のないおばはんが持ってきた。

しかし、味とは関係ない。アーティチョーク、やはりうまいな。タコもなかなかだ。そして、トウガラシとオリーブの串、これはどこで食べてもうまいな。

そして、ししとうが運ばれてきた。
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来た。さっきは細かったからな。どらどら。うーん、まぁ悪くないが、普通だな。シンプルで食べやすい。

 

おい、会計頼む。

Si, 19€ Perfarvore.

ほらよ。カードでな。

 

 

さてと、このままでは終われんな。最後に一杯チャコリを飲んで帰るか。

そう呟くと、次郎は最初のBar Atari の方へ歩き出した。

流石に混雑してるな。

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よし、ラストはここだ!
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"Casa Alcalde"

お洒落な雰囲気だ。

活気のある店内。さっきの店とは違うな。

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うまそうなタパスだ。しかしもう食えん。

よし、兄ちゃん、チャコリくれ。

Si.

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店員の兄ちゃんが豪快にチャコリを注ぐ。こぼれまくっとるやないか!まぁいい。それも文化だ。

このガスパチョももらうぜ。

次郎は目の前にあったガスパチョのタパスをひっ掴み、タパスとチャコリを交互に飲んだ。右肘左肘を交互に見た。

 

ふー。うまかったな。チャコリは結構強い。

おい、兄ちゃん会計頼む。

6.5€ Perfarvore 

ほらよ。釣りはいらねーよ。

次郎は7€を手渡した。初めてのことだった。

これで新しいペーパーナプキンでも買いな。

そう呟くと、次郎は颯爽と店を出た。

 

天気は相変わらず悪い。

しかしすがすがしい…いや、この時期キヨキヨしいだな。クククッ。

次郎は独りごちた。

 

 

夜風に当たりながら、ラコンチャ海岸沿いのホテルへ向かって歩いて行った。

 

サンセバスチャンの夜風は次郎の頬を優しく撫でた。

 

 

続く。

 

@全てサンセバスチャン旧市街

Atari Gastroteka

リゾット超お勧めのお洒落バル。②で紹介したSirimiri と姉妹店。味も抜群。

3.7次郎

 

Bar txepetxa 

イワシの専門タパス店。店員の愛想がめちゃいい。イワシをいくつか食べたらそれでいいかな。

3.5次郎


Bardulia 

あまりお勧めしない。味は悪くないが普通。サービスも普通。店内が広い。

3.3次郎


Casa Alcalde 

お洒落なタパスバル。種類豊富で活気ある。ほとんど食べてないがきっとうまい。

3.6次郎

 

 

Bar hopping in Sansebastian ③

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ふー、今朝もボリューミーな朝食だったぜ。

ゲフッ

 

流石にこれで三時間後の昼食は厳しいな。

しかーし、しかしだ。今日は雨だしな、海も寒いし、やはり行くしかねーか、弥次さんよう。

次郎は独りごちた。

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朝食後12時までシエスタを決め込んだ次郎。

さてと、そろそろ繰り出すか。

次郎は再び海岸沿いを歩いて旧市街へ向かった。

 

今日の一軒目は、と。

ここだここ。前衛的なお洒落バル。

“Bar Zeruko”

隣にリストランテも併設されているバル。

早速入店。まだ少しランチタイムには早いのか空いている。

チャンスだな。

Hola と声をかけつつ、空いてる席におもむろに座る次郎。店内には所狭しとカラフル且つ美しいピンチョスが並んでいる。

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さてと、ここは、野菜系で攻めるか。

 

おい、兄ちゃん。

Si Senore.

これと、これと、これと、これと、あとこれと…これだ。6点だ。それと、サングリアを頼む。ユリオカでな。

 

Si Senore...Yurioka...??

気にするな若造。

 

しばらくするとビールとピンチョスがもう一度暖められてやってきた。

 

なるほど、もう一度適温にしてくれるのか、気が利くな。他のバルとは一味違うな。

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色とりどりで、うまそうだな。

まずは、鴨レバーパテとシシトウだな。いい匂いだ。バルサミコ酢とパテがよく合う。見た目も美しい。
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続いては、この魚のアヒージョだな。こりゃうにも入ってるな。濃厚だ。
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そして、ピンチョス二本。一本はアンチョビととオリーブ。もう一本はサーモンにツナそしてエビ。この酸味が格別なんだよな。やはりうまい。
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そして、この、イカスミのイカ炒め。うまいな。もはや、理由はいらん。
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そして、このでかいマッシュルーム。ジューシーで、しっかりした、味付け。この店は相当レベルが高い。
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兄ちゃん、これとこれと、これ追加だ。

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イチジクと胡麻のキャラメルソース。お洒落だ。そして、程よく甘い。
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そして、サラミとパプリカと目玉焼き。トマト・オリーブオイルがけ。美しい。そしてうまい。
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最後は、にんにくの花とフォアグラパイ包み。お洒落過ぎるだろう。そして、うまい。

 

この店相当気合入ってるぜ。リピートあるぞ!

次郎は感動のあまり少し声が出ていた。赤ワインを更に追加し、至福の時を楽しんだ。

 

さてと、会計だ。

Si, Shinore,

30.2€, Perfarvore.

ほらよ。カードでな。しかし安いな。ありがたいぜ。

じゃあな、兄ちゃん。

Agur.

 

いやー、ついつい食べすぎたな一軒目で。一応二軒目も行っとくか。次郎は少し歩いて、次なる店に挑んだ。

 

ここだここだ。

“Baztan”

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店内に入ると日本語もお目見え。例によって生ハムが垂れ下がっている。店員もなかなか活気がある。

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さてさて、タパスは?と。

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おお、これもまた華やかな。

しかし、かなり腹は一杯だしな。

おい、オッサン、これとこれとこれ2つ頼む。それからサングリアもな。ええい、面倒だ、二杯頼む。

Si, Shinore.

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このホタルイカ、うまそうだ。海老とイカの串も良さそうだ。そして、オリーブ・トウガラシ・アンチョビの串だ。

予想通りうまい。オリーブとアンチョビとししとう、酸味が抜群だ。

ホタルイカもうまいな。こりゃ、いくらでも入る。

あー、サングリアうまいなーこれ。たまらんぞ。

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ふー、ゲフッ。

おい、オッサン会計頼む。

Si. 15.4€ Perfarvore.

しかし、安いな。いいだろう。サクサクカード払いだ。釣りはいらねーぜ。

 

 

昼はもう限界だ。

一旦退散するとしよう。

満腹で眠い目を擦りながら、外へ出る次郎。

 

まだ雨は止まないか…

次郎は足速に海岸沿いのホテルにむかって歩き出した。

 

続く。

 

@全てサンセバスチャン旧市街

Bar Zeruko

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お洒落過ぎるピンチョスのバル。日本人がとても好きそう。サービスもいい。野菜系が充実している。更にリーズナブル。言うことなし!

3.8次郎

 


Bar Baztan 

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こちらも、活気のあるお洒落なピンチョスバル。サングリアの炭酸がうまい。イカのグリルもおススメ。

3.7次郎

 

Bar hopping in Sansebastian②

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次郎は朝8時に目覚めた。

Hotel Niza〜ラコンチャ湾沿いのホテル。

次郎はドアを開け放った。

柔らかな太陽光線がラコンチャ湾を照らしている。水面はキラキラと輝き、ザザァーという波の音が絶え間なく次郎の耳をくすぐる。

 

な、なんてことだ…ここをヘヴンと言わずしてどこを言おうか。

次郎は独りごちた。

 

さてと、感傷に浸っていたら腹が減ったぜ。

次郎は階下の食堂に降りた。

Hola.

Hola.

朝の挨拶もそこそこに次郎はバフェットを覗きこんだ。

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うまそうなハムとチーズ、そしてブリオッシュだ。

皿に溢れんばかり盛り、窓際の席に着いた。程なく紅茶も運ばれてくる。
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なんと美しい。これは一軒目にカウントだ。

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くそ、生ハムもトマトもベーコンもうまい。このクロワッサンと蜂蜜がけのブリオッシュがまたうまい。そして牛乳が濃厚で紅茶もうまい。

次郎は次々と平らげ、二度ほどハムとチーズをお代わりした。

 

ふー、朝飯はこんなところか。

よし、昼に備え、泳ぎに行こう。

次郎は目の前に広がるラコンチャ湾へと繰り出した。

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なんと美しいビーチだ。次郎はスペインの太陽に身を委ね、眼を閉じた。ジリジリと次郎は焼かれて行った。

 

さてと、よく焼けたことだし、これなら多少太ってもバレないだろう。

そう独りごち、次郎は旧市街に繰り出した。

まずは、一軒目。

“Sirimiri”

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ここは、先鋭的なタパスを出す若者に人気の店。
Hola, Shinore.
Hola, 一人だ。席を頼む。
Come in.

席に着くやいなや、次郎は発注した。

トマトサラダ、イワシのオイル焼き、キノコとチーズのリゾット、帆立の何とか、それとチャコリを頼む。

Si.

程なくサラダとバゲットが運ばれてきた。

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ランチョンがお洒落だな。うまそうだ。

賑わう店内に乾杯だな。

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うん、スッキリ飲みやすい。

そして、イワシも運ばれて来た。

さてと、サラダとイワシはどうだ?
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ぐお、このサラダにかかっているトウモロコシを刻んで揚げたやつが香ばしい。ほかのトマト、ベビーコーン、ルコラを引き立て、素晴らしいハーモニーを奏でている。うまい!

そして、このイワシ。オリーブとニンニクがイワシの味を引き立てる激ウマの逸品だ。更には見た目も美しい。できる。

 

そして、リゾットが運ばれて来た。

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このビジュアル、うまいのは間違いないな。

どらどら♪
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ぐほ、やはりうまい。チーズ、キノコ、米全てが素晴らしい調和。デリーシャス、いやブォーラか。

最後はこの帆立の何とか。

ん?前衛的すぎて、よくわからん。
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まぁいい、他が美味すぎるぜここは。

最後はケバブか。

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柔らかい羊だ。匂いはない。クスクスの食感も柔らかで、このトルコ風のムースが酸っぱくて肉に合う。お洒落だ。

店内もお洒落だし、一軒目、大当たりだな。

 

おい、会計頼む。

Si.

3744円です。

安い。

カード払いは日本円を選べるし、明朗だ。釣りを渡せないのが心苦しくはあるが、仕方ない。ありがとよ。素晴らしい店だぜ。

Agur.

 

店を出た次郎。続いて向かったのは、チーズケーキが日本でも有名な名店。

”La Vita”

しかし、半分シャッターもしまり、既にシエスタタイムに入ろうとしている。

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ま、待った!チーズケーキだけでも!
Si.
こんな日本人が多いらしく、テイクアウェイにも慣れている店員。店内には所狭しと夜に並ぶチーズケーキが群れをなしている。さすがだ。
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Agur.
さてと、店内を出て、チーズケーキのパックを開ける。
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ほう。いい色だ。どれどれ。

甘い。しかし、そこまで甘くない、丁度いい。フワフワだがしっとり。これはいいぞ。かなりのボリュームだ。これで5€か。まぁまぁするな。

 

さてと、次は3軒目だ。

二軒目のそばにある浅利ご飯とミートボールで有名な店”La Cepa”

一人だ。

Si.

店内にはたくさんの生ハムがぶら下がっている。この風景は次郎のテンションを上げた。

しかし、既にタパスは粗方食べ尽くされていた。勝手に空いてる座る次郎。店員が気づき、机を拭いてくれるや否や、注文した。
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シードラ、クリアスープ、ミートボール、焼き海老、浅利のリゾット、パプリカ包みのクロケットを頼む。

Si.

 

まずは、シードラが運ばれて来た。
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グラスか。風情がないな。まぁいい。

味は…あまりないな、酸っぱい。これがバスクシードラなのか。

そうこうしている間に夜に備えたタパスがカウンターにやってくる。
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うまそうだ。しかし、さっきたくさん頼んだからな。既に三軒目。ここは我慢だ次郎。

次郎は自分に言い聞かせた。

 

クリアスープ、肉団子が運ばれてきた。
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ほう。うまそうだな。

このクリアスープ、味がないな。まさにクリアだ。出汁感はあるのだが…

 

気を取り直して肉団子。ボリュームがあるな。
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うお、肉肉しい。もはやハンバーグだ。

う、これはうまいな。ボリュームもある。肉肉しさを一心に感じられる。ソースもうまい。

 

クロケット
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ほう、これは、まぁ想像通りだな。少し酸っぱいのがいい。

Prawns and Risott, Shinore.

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で、でかい海老だ。一人で食いきれるか…
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ぬお、浅利リゾットもでかい。こりゃ無理だな。

まぁいい、まずは海老だ。次郎はバリバリと皮を剥き、海老を貪り始めた。

 

でかいな。しかしうまい。レモンが効いてる。手がびちゃびちゃだ。

 

そこへ、ウェットティッシュが運ばれてきた。

グッドタイミングだ兄ちゃん。

 

次郎は手を拭き、今度は浅利に向かった。

う、これは…見事に味がない。ちょっと残念だ。腹も一杯だし、これはやめとこう。

 

よし、会計頼む。

60€です。

 

ほらよ。またカードだ。釣りが渡せず、すまんな。悪く思うなよ!

次郎はそう言って支払いを済ませると、颯爽と店を出た。

く、苦しい…もはや限界だ。

腹がキュルキュル言ってるな。一旦ホテルに戻るか。

 

次郎は、片腹を抑えつつ、海沿いのホテルに向かって旧市街を抜けて行った。

 

続く。

@全てサンセバスチャン旧市街

“Sirimiri”

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前衛的なお洒落バル。味もうまい。イワシとキノコのリゾットは必ず頼もう。夜は混みそうなので昼間がいい。

3.7次郎

 

”La Vita”

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チーズケーキのみしか食べてないため、他の料理がわからない。チーズケーキは美味しい。女性が好きそう。

3.5次郎

 

”La Cepa”

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ミートボールがおススメ。クリアスープと浅利ご飯は勧めない。ミートボールのみでオッケー。

3.5次郎

 

 

 

 

 

 

 

Bar hopping in Sansebastian①

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ふー、焼きが回ったぜ。

ついに、うまいもんを食いにこんなところまで来ちまうとはな…くくくっ。

次郎は一人ごちた。 

 

東京の36℃に比べるとここサンセバスチャンは28℃。天国だな。

しかし、スーツケースを持って石畳は結構きついな。日差しが強いから、体感はあまり変わらんな。

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次郎は、あらかじめ予約した海沿いのホテルにチェックインした。

部屋からの眺望は最高だな。青い海、白い砂浜、楽しげな喧騒。

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そして、この街は美食だ。

時は12時。さてと、繰り出すとするか。

 

次郎はあらかじめ探索していたリストランテに向かってホテルを出た。

う、熱い。やはり日差しは強烈だ。しかし、これもスペインの楽しみだぜ。

しばらく歩くと足が痛くなって来た。

ビーサンで石畳はキツイな。

 

く、マジかよ!

次郎が行こうとしたリストランテ“La Rampa”は休みだった。

ちっ、このカスッが! 仕方あるまい、よくわからんが隣の繁盛してる店に飛び込んでみるか。

 

''Marinela-Igeldo”

旧市街の一番奥にリストランテがいくつかある中の1つ。店は満席。下町っぽい雰囲気がうまそうな予感を誘う。

 

Signore?

一人だ。

…here.

テーブルを案内された。英語メニューを見た次郎。

ここは一軒目。飛ばさずにいくか。

おい、オヤジ!

Si.

海老のプランチャ、タコのプランチャ、フィッシュスープ、そしてチャコリを頼む。

Si. Shignore.

 

隣のオヤジ二人組みがシーハー言いながらフリットをつつく。

 

Txakoli. Shignore.

gracias.

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スッキリと飲みやすい。

Fish soup Shignore.

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おお、濃厚なスープだ。魚臭くなく、まろやかなのに味が濃い。このバゲット、ガーリックが既に付いていてスープと合わさって滅茶滅茶うまいじゃないか!

ズズズズー…

 

Octopus and Prawns, Shignore.

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お出ましたな!荒々しい。

次郎は海老を頬張った。

バリ、バリバリ!

うお、なんと、新鮮な。エキスが飛び出してくる。皮もそんなに硬くない。うまい。

オクトパスはと。

おお、なんだステーキのようだ。うまひ。このポテトもうまいな。バーベキューソースがよくあっている。

 

いかん、二軒目もあることだし、ここはこれでやめとこう。

おい、おやじ!会計だ!

Si.

46€ Per favore

ほらよ。これで、新しいテーブルクロスでも買いな。

No change thank you. Have to buy new crazy table cloths.

 

次郎はキッチリ46€を、テーブルにたたきつけた。

 

さてと、次のバルはと。

次郎はリストランテを抜け、バル街に入った。

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風情がありやがるな。これぞ旅の醍醐味よ。
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野菜がでかい。さすが太陽の国。
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角を曲がって…でかい教会だ。

おお、あったここだ。

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“Casa Vergara 1948”

入ってみるか。

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まだ昼だから空いてるな。チャンスだ。

Hola.

 

Hola, Shinore.タパスをとったら俺に見せてくれ。それで会計だ。

 

わかった。しかし、たくさん種類があるな。全部食べたくなっちまう。
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よし、チョイスはこれだ。それとチャコリだ。

はいよ。14€だ。

gracias.

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う、やはりこのイワシ、うまいぜ。オリーブ+トウガラシ+イワシの串。酢とオリーブオイルが効きまくっている。この赤いのはガスパチョだったか。うまい。中にチーズが入っている。お洒落な。そして、イカフリットだな。やはり魚介類がうまいな。

さてと、この辺にしておかないと次に行けん。

次郎は外に出た。

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暑い。小道を歩き、二軒目のバルに入った。

"Gandarias"

ここはマッシュルームがうまいんだよな。

しかし、なんとカラフルで豊富なピンチョスだ。
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よし、オヤジ、マッシュルーム頼む。温めてくれ。それとこれとこれとこれとこれだ。あとビールもな。

Si.12.5€,Perfavore.

ほらよ。キッチリ、カード払いだ。

 

Shinore, できたぜ。

おお。うまそうだ。
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やはり、このオリーブ+トウガラシ+イワシの串だよな。そして、生ハム。カニかま乗せもいこう。

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う、うまい。生ハムは最高だ。そして、この串、やはり絶品。カニかまは、まぁ普通だな。

ふと、隣に目をやると、若者が小さなリゾットを食べている。やばい、うまそうだ。

おい、オヤジ、この、リゾットくれ。

Si, Shinore. 2.55€, Perfavore.

ほらよ。今度は現金でキッチリ払う次郎。

ピンチョスを食べながら5分待った頃、

Here you are.

リゾットがお目見えした。

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おお、チーズが濃厚だ。さらにマッシュルームが細かく刻んで入っている。うまい!やはりリゾットは抜群だな。

ふー、食った。

さすがに四軒目はきついか。

 

一旦ホテルに戻るか。

次郎は店を出て、バル街を抜け、ホテルに向かった。

17時。まだまだ14時頃のようだ、明るく暑い。

ここは20時まで明るいらしいな。すげー街だ。

 

やれやれだぜ。体が持たんな。

次郎は笑いながらホテルのある海岸通りへと歩いて行った。

 

つづく。

 

 

@全てサンセバスチャン旧市街。

''Marinela-Igeldo” 魚介類がうまい。3.5次郎

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“Casa Vergara 1948”

イワシの串がうまい。3.6次郎
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"Gandarias"

マッシュルームとリゾット、トウガラシの串がうまい。

3.7次郎
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