函館次郎の独りごち飯。

東京近郊のうまくて並んでない店を探す男のドラマ

大間んぞく マグロ海鮮 大間 青森

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いやー、寿司うまかったなー。

大間崎はここか。

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本州最北端か…

ん?こんなところにもマグロ屋があるな。

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んー、あっという間の寿司だったからなぁ。

大間に来ることもほぼ無さそうだし、梯子するか。

次郎は思い切って入店した。

 

いらっしゃいませ。

次郎は座敷に座った。

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マグロ以外もあるな。一品もあるか。値段はもはや観光地値段。有名になっちまったからなぁ。

 

まぁいいか。

おい。

はい。

マグロアワビ丼と、マグロの唐揚げを。

はい、かしこまりました。

 

ふぅ。どんなのが出てくるか…

 

お待たせしました。

お、早いな。

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ほう、これまたなかなかのビジュアル。
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アワビもたくさん入ってるな。さすが海の街。

ワサビ醤油をかけて、と。
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うーん、旨そうだ。

次郎は徐にマグロを頬張った。

ほほーう、これもまた風情があってうまいな。

そして、アワビは?

 

次郎はアワビを豪快に頬張った。

ほほー、これまた塩が効いていてうまいな。ちびちび食べなくていいのが嬉しいな。

 

はい、唐揚げです。

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ほう。見た目はまぁ普通だが。

ハム。

次郎はレモンをかけて頬張った。
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うまい。これもレモンがちょうどイイ。脂もちょうどいいし、塩も既に効いている。

ハムハム。

ハムハム。

うーん、いける。

 

アワビうまいなぁ。マグロはさっきの寿司の方がいいな。そりゃそうか。

 

ハムハム。

ハムハム。

 

ふぅ。こちらもあっという間だったな。

いやー、満足した。

 

おい、会計頼む。

はい。

3900円です。

 

ほらよ、釣りはいらねーぜ。

新しいワサビでも仕入れな。

次郎はキッチリ3900円を金皿に叩きつけた。

 

ふう、今日はやり過ぎちまった。

まぁたまにはいいだろう。

 

次郎は再び車に乗り込んだ。

ブロロロロー♪

 

梅雨の初夏。青森とはいえど、蒸し暑い空気が辺りを包み込んでいた。

 

続く。

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大間んぞく@マグロ屋

マグロ丼屋。こちらはまぁまぁリーズナブル。しかし観光地価格は否めない。味は悪くない。

3.4次郎

 

 

浜寿司 寿司 大間

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いやー、弘前市内から4時間かかったなぁ。

今日は久しぶりの休日。一念発起して大間に来たのだった。

大間といえばマグロ。寿司屋を探しつつ、大間港近くの浜寿司という店に入った。

今日はここから始めよう。

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午後2時、昼も終わり、先客はなし。

いらっしゃいませ。

次郎はカウンターに座った。

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なるほど…こんなとこまで来たんだ、一番高いやつに決まっているだろう。

次郎は独りごちた。

 

握りを頼む。

はい。

 

お待たせしました。

早いな。
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くお…なんというビジュアル。こりゃ握りで間違いなかったな。
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大トロがでかい!
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中トロも見事な赤だ!
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ふおー!口に入れるのが惜しい…。

次郎は醤油をつけ、一口に頬張った。

くおーーー!

柔らかい!筋も食べやすく、脂もくどくなく、全てがちょうどいい。そして、肉は甘く、醤油の塩が絶妙の加減。

たまらん!!
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次は中トロだ。

次郎は醤油をつけ、一口で頬張った。

くーーー、こりゃたまらん、次郎はむしろ中トロの方が好きなんだぞー!うめーー!!

次郎は心の雄叫びをあげた。

 

ハムハム

パクパク

 

ハムハム

パクパク

 

あっという間に終わっちまった…

おい、会計を。

はいよ。

5900円です。

 

ほらよ。釣りはいらねぇぜ。これで新しいワサビでも仕入れな。

次郎は5900円をキッチリカウンターに叩きつけた。

 

ありがとうございましたー。

 

ふう。

ほんとに港のそばだな。

気分も上がるわけだな。
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いやー、4時間かけてきた甲斐があったな。

次郎は車に乗り込んだ。

ブロロロロー♪

 

再び、長距離ドライブへと旅立った。

 

続く。

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浜寿司@大間

他にもたくさん店はあるが、寿司はこちらが良さそう。値は張るが満足する握り。

3.5次郎

 

オールウェイズ④ ラーメン 青森市

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冷やしのスペシャルメニューかぁ…。

次郎はTwitterをサーフィンしていたが、ラーメン 屋オールウェイズから冷やしピリ辛ラーメンのメニューを発見した。

 

これはうまそうだな。

よし、行くしかないな。

次郎は車を転がした。

 

店に着くと11時30分。既に満車に近い。

さすがだな…

次郎は独りごちた。

 

 

車を空いたスペースにねじ込むと、店内に入った。コロナ対策のため、ドアは開けっぱなしだった。

スペシャルメニューはちょうど1000円。

ふん、釣りは無し…か。

 

では、こちらが鳴ったらお越し下さい。15分ほどかかりそうです。

 

ほう。

次郎は車に戻り、呼び出し機が鳴るのを待った。

 

どんどんサラリーメンがやってくる。

さすが俺が青森一と睨んだ店だ。

 

ブー♪

ほう、鳴ったか。

次郎は店内に再度入店した。

 

こちらどうぞ。

カウンターに座る次郎。

目の前で店主が丁寧に麺を湯切り、スープをボールに入れている。

楽しみだ。

 

はい、どうぞ。冷やしのスペシャルです。

すだちを絞ってお召し上がりください。

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これは素晴らしいビジュアルだ。夏らしいズッキーニ、トマト、パプリカなどなど、更にゴボウまで。そそるな。

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カレー風味だなこれは。

うむ、うまい。冷たくて、スダチがサッパリを倍増。
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この麺。歯応えを残しアルデンテ、しかし適度に柔らかでこのカレースープを根こそぎ連れてきてくれる。

 

ズルズルッ、ズルズルッ!

うまいな。

 

お、チャーシューも二種類。
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この細いチャーシューは鶏肉だろうか、旨味があって、スープと素晴らしいコラボだ。

 

ズルズルッ

ズルズルッ

 

うまい。

 

こちらのご飯をお蕎麦がなくなったら入れて、かき混ぜてお召し上がりください。

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く、このタイミングで憎い演出。

とりゃ。
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次郎はご飯を入れかき混ぜた。
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ほほーう、うまそうだ。

むしゃ。

うまい。こりゃえげつないな。

 

むしゃむしゃ。

ちっ、スープ完飲だな。

仕方ない。

 

ふぅ、ご馳走さん。

 

お口に合いました?

珍しく店主が話しかけてきた。

 

お、おお。うまかったっす。

 

ありがとうございます。

 

次郎は、なんとなく常連の仲間入りの気がした。

 

ふん、まぁまた来るぜ。

ブロロロロー♪

次郎は八甲田方面に消えた。

 

続く。

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オールウェイズ@青森市

次郎的に青森市第一位のラーメン屋。仕事が丁寧で、たまに出るスペシャルメニューも工夫があり、飽きない。

3.7次郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

味処やずや ラーメン 弘前

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そろそろ飯屋のレパートリーを増やしたいよな。しかし、なかなか惹かれる店が見つからないのもまた事実。

次郎は弘前市で車を流していた。午後から八甲田にフィールドワークに行く予定だった。

 

お、このラーメン屋、台湾ラーメンがあるのか。よし、今日はここだな。

次郎は車を止めて入店した。

食券機が入口に置いてあり、先客は3名。

 

普通のラーメンもあるんだな。

まあ、ここは台湾ラーメンだな。む、台湾味噌ラーメンもあるのか。迷うな…ええい、今日は台湾ラーメン、初志貫徹だ。

750円か、まぁそんなもんか。

 

次郎は食券を店員に渡し、空いてる席に座った。

ふぅ。席はコロナで一蘭スタイルか。

 

生卵どうされます?

え?あ、くれるならもらうぞ。

かしこまりました。

なるほど、生卵はサービスか。

 

お待たせしました。

お、早いな。

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ほお、色は完全に台湾ラーメンだな。
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辛そうだが惹かれる色だ。挽肉がギッシリたくさんあって好感が持てる。

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どれ。

ズズ。

お、この挽肉、そこまで辛くない。むしろ甘い。

カハッ。

さすがに鷹の爪は効いててむせるぜ。

お、挽肉をかき分けると、
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チャーシューが出てきた。二枚も。

ボリューミーでいいな。

 

麺はどうだ?
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ズルズルッ。

カハッ!

鷹の爪がクるが、うまいな。甘くて辛い。そこまで辛いわけでもないし、この挽肉がたっぷりなのが食欲を増進する。ひょっとすると名古屋の味仙よりうまいかもしれん。

ズルズルッ

ズルズルッ

 

カハッ!

 

さてと、味変で生卵をいれるか。
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いい感じだ。

ズルズルッ、

ズルズルッ、

うん、生卵の味変はいいな。ちょっとホッとするしな。

 

ズルズル、

ズルズル、

カハッ!

 

ズズ。ズズズズー。

ふぅ、ご馳走さんっと。

いやー、汗かくな。

次郎は置いてあったティッシュを大量に消費した。

 

暑い、出よう。

また来るぜ。

ありがとうございましたー。

 

ここは当たりだな。また来よう。

次郎は車に乗り込んだ。

バタンッ。

むお!むっとするな。早くクーラーをつけなければ。

ブォー!

もう確実に夏が来ているな。

ブロロロロー♪

 

次郎の車は黒石方面に消えていった。

 

続く。

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味処@弘前

普通のラーメンもあるが台湾ラーメンがおすすめ。甘辛の大量の挽肉がうまい。辛すぎず丁度良い。

3.5次郎

 

亜希 とんかつ 青森

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気がついたら青森まで来ちまったな。

次郎は夕方蕎麦屋を探して車を転がしていたが、気がつくと青森市に入っていたため、青森駅近くにある蕎麦屋に向かったが、休み。敢なく望みは打ち砕かれた。

 

しかし、まぁ青森で飯を食うとするか。

適当に車を止めて街を歩き出す。

 

大通りに面した十字路の角にとんかつ・ステーキと大きく看板。

こりゃぁ、どっちだろうなぁ、当たりか外れか。

えい、ままよ。

次郎は入店した。

ガラ♪

いらっしゃい。

1人だ。

カウンターどうぞ。

店内は狭い、ただ二階もあるようだ。

 

カウンターに座って、メニューを探していると、壁に写真が貼ってある。

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ロースでいいかな。

おいマスター。

はい。

ロース定食一つ。それとおつまみの唐揚げも。

はいよ。

 

一階は4名テーブルが二つと、カウンターが6席程度。帰りがけのサラリーマンや学生で埋まる。悪くなさそうだ。

 

はい、ロースね。
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来たか。ビジュアルはまぁまぁだな。
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タレが独特。

次郎は舐めてみた。

ウスターソースマスタードが混ぜてあるのか…
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迫力あるビジュアルだな。
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脂身は少なくギッシリ系だな。
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では、タレをつけて、と。

サクッ。

衣は薄めだがしっかりコーティング。ギッシリ系の肉へ食べ応えがある。タレもスッキリして好きなタイプだ。悪くない。

 

次郎は二切れ目には醤油をかけてみた。

醤油もやはりうまいが、タレが醤油に近いからこのタレでいいかもな。

次郎はたっぷりタレをつけて再び三切れ目を頬張った。

サクッ

悪くない。

 

おつまみの唐揚げね。

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揚げたてだ。うまそうだ。

ハムッ。

うむ、こちらもギッシリした肉感。熱々でうまいな。

 

ハムッ

ムシャムシャ

ハムッ

ムシャムシャ

 

ズズ、ズズズズー。

ふぅ、ご馳走さん。会計頼む。

 

1600円です。

ほらよ。これで新しいマスタードでも買いな。

ラガ♪

ありがとうございましたー。

 

ふぅ、お、雨がまた降ってきやがったか。

梅雨だしな…今年はなんだか調子が狂うぜ。

次郎は独りごちた。

 

続く。

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亜希@青森駅

青森駅近くの大通りにあるとんかつ屋ビーフステーキもあるが、6500円と高額。大人しくとんかつで。魚の揚げ物もありそれもうまそう。ボリュームもまぁまぁあり、サラリーマン向けの店。

3.3次郎

 

 

 

ciliegio④ 蕎麦 弘前

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あ、今日のそれは最後の一つです。

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な、なに!ならそれで。

かしこまりました。

 

次郎は久しぶりに行きつけにしていた蕎麦屋、蕎麦バルciliegioにいた。

コロナ中はなかなかいけなかったが、そろそろ街は再開。次郎の美食探訪も再開と洒落込んだ。

 

ふぅ。やはり昼は繁盛している。

良い店だな。

次郎は独りごちた。

 

はい、お待たせ致しました。

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ふお!何というクリエイティブだ!美しい!

本当に蕎麦屋なのか!!

毎回驚かされるぜ。

次郎は笑いがこみ上げるのを抑えるのに苦労した。

 

さて、まずはつけ汁のスープだな。

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ズズ。

む、浅利と帆立の出汁が効きまくりだか。オリーブオイルも効いてイタリアンな感じに仕上がっているものの、このスダチで一気にサッパリ和風に変貌する。

しかし、あまりに美しいビジュアルで、なにから手をつけて良いのやら…

よし、まずはこのピンクのソースの付いたカブだな。
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ほほーう、これはうまい。ベリーのソースだな。しかし甘過ぎず、まかカブが柔らかでシャキシャキだ。
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これは牛肉だな。いや鶏肉か。歯応えがあって、しかしクセはなく。このソースがまたサッパリとしてうまい。
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そして、蕎麦だ。

ズルズルッ。この柔らかい歯応えだが、匂いがぷんと薫る俺の好きなタイプ。やや太いのがまたいい。このベリーのソースや蟹のソースだけでも充分いけるが、やはり…

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このつけ汁だな。

ズルズル、ズルズルッ。

ふほー!こりゃいろんなソースが相まって複雑な味にしているが、このつけ汁が見事にアッサリとしかしコクのある味にまとめあげる。こりゃうまい。

ズルズル、ズルズルッ!!

ふう。
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このブロッコリーも野性味のあるざく切りでベリーソースと、そしてつけ汁が見事に調和。
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なんだこの焼いたヤングコーンは。この焦げ目がまたうまいではないか!
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ほほーう。こんなところにししとうが。

カリッ。

うまい。後でピリッと辛いが、これがまたつけ汁に合う。
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さらには、挽肉にバジルソース。イタリアンだ。

ズルズルッ、ズルズルッ。

このバジルソースと蕎麦をつけ汁にくぐらすと更に味の深みが増す。

こりゃ最後の一つに間に合えた奇跡だな。

 

ズルズルッ!

ズルズルッ!

 

あっという間になくなっちまった。いろんなソースがあるおかげで最後まで全く飽きない。

 

スープを少しいただくか。

ズズズズ。

ズズズズー。

うまいな。

 

もう少し。

ズズズズー、ズズズズー♪

い、いかん飲み干してしまう。

ここでやめとこう。

間違いなく今日は当たりだった。

 

おい、会計頼む。

はい、こちらへどうぞ。

入口に向かう次郎。

 

1723円です。

まぁ少し値は張るがそれ以上の満足感だ。

 

ほらよ。釣りはいらねーよ。

それで新たなソース作りの足しにするといい。

 

次郎はキッチリ1723円を金皿に叩きつけた。

 

クイ♪

ドアを開けると、垂れ込める曇天が広がっていた。

 

続く。

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蕎麦バルciliegio@弘前

弘前蕎麦屋の名店。老舗とは全く趣が異なるが遜色なし、いや寧ろうまい。特に今日のスペシャル想桜…うまかった。

3.8次郎

 

シェ・モア フレンチ 弘前

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弘前はフランチなんだと、昔誰かが言った。

 

お。ここだな。昼時だしな、満車か。お、裏にも駐車場があるのか。よし。

次郎は店の裏に車を止めた。

 

いらっしゃいませ。

うやうやしくギャルソンに案内される。

 

こちらでよろしいですか?

あ、ああ。

 

先客は4組。昼からフレンチもなかなか選ばないわな。

 

コースが4つか。

ふむ、2番目の2800円のにしよう。

 

Bコースで。

かしこまりました。

それと、スープはリンゴのポタージュに変えてくれ。

 

すいません、りんごは本日ご用意できません。

な、なに!

それが売りのはずなのに!!

申し訳ございません。

 

ま、まぁいい。では、メインはハンバーグステーキ200gで。プラス250円か。まぁいいだろう。

 

かしこまりました。

水を注ぎ、うやうやしく下がるギャルソン。

 

ふぅ。

隣りは、大して力もないくせにそれを誇示して若手女子社員を同行させるサラリーマンか。

後ろは暇人のマダム二人。あとは、若い店長風の気取った女性。

 

ふん、やはりフレンチ。みんな気取りやがって。

短パンにTシャツは俺だけか。まぁいい。

 

フレンチなんて形式ばる必要はないのだ。

昔誰かが言ったっけな。

次郎は独りごちた。

 

まずはオードブル、✖︎○※のリエットです。

?、ん?いかん、聞き逃した。ニシンかな?まぁいいか。

次郎はバリッとかじりついた。

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バリッ、バリッ♪

ふむ、魚の風味が強い。バゲットカリカリでなかなか面白い。

 

サツマイモのポタージュでございます。

ほう、りんごの代わりはこれか。どれ。
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ほほう、ふわふわではないか!

次郎は一口口に入れた、途端にスープが消えた。

ほほーう。なかなか面白い。

うまい、あっという間になくなってしまう。

 

自家製のパンでございます。f:id:hidekinghenry:20200623213837j:image

暖かいな。中は柔らかくてうまい。

 

本日の魚料理です。スズキとホタテのポワレ、✖︎○※✖︎○※ソースと、バルサミコソースでございます。
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美しいビジュアル。さやえんどうの緑が映える。
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ほほーう、このスズキ、ソースは淡白だがしっかりした味り付け合わせの野菜がまた歯触りザクザクしてスズキやホタテとの違いが口の中で楽しめる。やるな。

 

メインのハンバーグステーキでございます。f:id:hidekinghenry:20200623213849j:image

ぐお、骨太のビジュアル。アスパラも緑が美しい。
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パテはギッシリ系か。

次郎はデミグラスソースをたっぷりつけて一口頬張った。

 

ふほ、かなりのギッシリ系。こりゃサラリーマンの腹をガツンと刺激する。いいぞ。食べた気のしないフランス料理とは全く違う。うまい。

 

ふぅ。だいぶ腹一杯だな。

 

紅茶と、デザートでございます。f:id:hidekinghenry:20200623213822j:image

きたな。ここに来てこのボリュームはすごい。女性はなぜ別腹なのか…わからん。

 

コーヒーのムースと、あとはプリンとなんだかわからんが、まぁ悪くないだろう。

 

ふぅ。

ご馳走さん。

 

おい。

会計頼む。

はい、3355円でございます。

ほらよ、釣りはとっときな。次はりんごを買っておけよ。

 

次郎はキッチリ3355円を、テーブルに置かれた金皿に叩きつけた。

 

ありがとうございました。

 

ふぅ。日差しは強いがさすが青森、風は心地よく、清々しい。

 

やはり、この気候は何事にも変え難し候。

次郎は車を黒石方面に走らせた。

 

 

続く。

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シェ・モア@弘前

弘前でも有名なフレンチ。なかなかボリュームもあり、美味しい。

 

3.5次郎