食い倒れ 函館次郎のひとり飯道

函館次郎が世間の荒波に抗いながらひとり飯に命を捧げる物語

広尾のカレー カレー 広尾

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ふー、今夜も運動したな。

次郎はジムでトレーニングを終え、シャワーを浴びた。

時刻はまだ6時。

うーむ、明日は早いしな。軽く飯でも食って寝るとしよう。

次郎はチャリンコを走らせた。

 

外苑西通りから西麻布を抜け、広尾方面へタイヤを転がす。

 

街は休日。歩道は人で溢れている。

ちっ、仕方ない車道を走ろう。

車道も路駐が多く厄介だ。

ふん、だから休日は嫌いなんだ。

次郎は独りごちた。

 

広尾駅を抜け、広尾アパートの手前の商店街に入っていく。

この商店街にはB級レストランが多数あり、中にはお洒落レストランもある外食店舗がひしめくエリアだった。

 

さてと、今夜は…うーむ、なかなかないなぁ。突き当たりのお寺の前を左に曲がる。

ふと横を見るとなんだか暖かな光が溢れている。

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広尾のカレーか…カレー的な気分ではないが、店もないしな、一品料理もあるし、よし今夜はここでバトルだ。

 

ドアは開いていた。が、先客の椅子で壁との空間が狭く奥のカウンターに辿り着くのに苦労する。

 

いらっしゃい。威勢のいい店主が一人で営業しているようだ。

 

カウンターに座ると所狭しとウィスキーが並んでいる。奥の客は常連のようだ。

さてと。

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ふーむ、なんだか写真もでかいし、しょうがやきかれーが良さそうだな。

 

おい、店主。

はいよ。

やみつき辛もやし、餃子四つ入り、それと…

 

あ、餃子もうないや。コロッケおいしいよ。

そ、そうか、じゃコロッケ。

それと、生姜焼きカレーを。

はいよ。

 

はい、もやし。

程なくして水と辛もやしが出てきた。

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おお、てんこ盛りだな。

うん、うまい。シャキシャキだな。

 

はい、コロッケ。

速いな。

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どれどれ。

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昔ながらのコロッケだ。優しい。

次郎はソースをたっぷりとかけた。

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おお、うまそうだ。

ザクッ

イイ音がした。

やはりソースだな。うまい。

はい、カレーね。

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お、なかなかいいビジュアル。

どれどれ。

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おお、あっさりと思いきや煮込んだであろう豚肉の出汁がよく効いている。うまい。

この生姜焼きと玉ねぎがカレーと混ざって絶妙だ。

むしゃむしゃ。

なんだかお得な気分だ。生姜焼き定食とカレーを同時に食べているような。なかなかいい。

むしゃむしゃ。

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むしゃむしゃ。

 

むしゃむしゃ。

 

まだもやしがたくさん残っている。すごい量だ。うまいけどな。

シャキシャキ。

 

シャキシャキ。

 

むしゃむしゃ。

 

 

ふー。

食ったな。ご馳走さん。

なかなかうまかったな。

一人飯にはちょうど良い。

 

お会計頼む。

2140円ね。

まぁそんなもんだろうな。

 

ほらよ。釣りはいらないぜ。とっときな。

キッチリ2140円会計皿に叩きつける次郎。

 

ありがとねー。

 

店主の声を背中に受けながら店を出た。

外にはお洒落な喫茶店が見える。

あそこで一杯やってくか。

そう言うと次郎は向かいのカフェに消えていった。

 

続く。

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広尾のカレー@広尾

きっかわこうじという店名だったカレー屋。ボリュームのあるカレー。ルーはよく煮込まれていて深みのある味。一品料理やつまみもあり一人飯にちょうど良い。

3.5次郎