食い倒れ 函館次郎のひとり飯道

函館次郎が世間の荒波に抗いながらひとり飯に命を捧げる物語

東京餃子楼からの壺焼きカレー喜楽亭 三軒茶屋

次郎は仕事で二子玉川に来ていた。どこからともなく子供達の声が聞こえ、母親たちがゆるゆると歩いている。午前中のニコタマは穏やかだった。

 

いやー、久々に晴れたな。

さてと、仕事も一つ片付いたことだし昼飯にでもするか…しかし、こんな穏やかな街では俺様の求めるようなもんはなさそうだな。

よし、駅を変えよう。

 

次郎は田園都市線に乗り三軒茶屋に降りた。

ここならいろいろとあるだろう。

むー、候補がありすぎて迷うな。世田谷通りを太子堂方面に歩くと、うまそうな文字が目に飛び込んで来た。

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く、今日はその気分じゃないんだよなー。しかしなぁ、安いし…えい、ままよ。

 

ウィーン♪

いらっしゃいませ。

 

一人だ。

 

そちらどうぞ。

次郎はカウンターに座った。

さてさて。

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安いなぁ。よし、チョイとつまんでから本命に行くか。

よし、焼き餃子2枚とスープだ。

 

以上ですか??

以上だ。何か文句があるのか?

 

オヤジが餃子に白飯を頼まないと何か問題があるのか?あぁ?

俺にはこの後が控えているんだ馬鹿たれが。

 

ふー。溜飲の下がった次郎は目を閉じた。

 

はい。おまちどーさまです。

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うーん、うまそうな餃子だ。スープもキリッとしてそうだな!

ドボドボッ

次郎は醤油、酢、ラー油を小皿に入れ、餃子を漬け込んだ。

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そそるぜ。むしゃ。

おお、うまいな。思った通りだ。にんにく無しでも十分だ。熱い。小籠包さながらだな。

ハフハフッ

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むしゃむしゃッ

くー、うまい。止まらなねぇ。

そして、スープもキリッとして味付けと濃いめでいいねぇー。確かに飯が欲しくなるな。

しかし、ここは我慢だ次郎。

次郎は独りごちた。

 

ふー。ごちそうさんっと。

おい、会計だ。

 

640円です。

 

ほう、安いな。

ほらよ、釣りはいらねーよ。

 

キッチリ640円をカウンターに叩きつけ店を後にした。

ウィーン♪

 

さてと、ここからが本命だ。餃子屋に入る時から既に決めていたランチの本命に向かって歩きだした。

 

246号を池尻大橋に歩くこと14分。件の店、喜楽亭に着いた。

ふー、いい運動だったな。

 

カランコロン♪

いらっしゃいませー。

 

一人だ。

お好きな席へどうぞ。

 

次郎はテーブルに構えた。

さてと、

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ここの壺焼きカレーは絶品だからな。

ハンバーグカレーに行きたいところだが、餃子がのしかかってきてさすがの次郎様も厳しいな。

 

よし、ビーフカレーを頼む。トマト、チーズトッピングでな。それとサラダセットだ。

 

はいかしこまりました。

 

次郎は目を閉じた。

 

はい、お待たせしました。

サラダとラッシーです。

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ほう。意外とうまそうだな。

うん。サラダはオニオンドレッシングだな。うまい。

ラッシーもドロっとし過ぎず甘くていいな。

 

はい、カレーお待たせしました。

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来たか!

これだ。

熱っ。取手が熱いぜ。

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次郎はドボドボとカレーターメリックライスの器にぶちまけた。カレーがターメリック大陸を侵食して行く。

うーん、うまそうだ。

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ドロっとしたチーズとトマト、それにビーフがたまらないぜ。

 

どれどれ。

ハフハフッ

次郎はカレーをかきこんだ。

ぐぉ。うまひ!

ピリッとくる味のあるカレーにチーズが絡まり、オニオンフライがそれに絶妙に絡みトマトの甘さが味を包む。

 

ぐおー!うめーー!

 

そして、このビーフだ。しっかりとした塊でありながらスプーンをいれてみるとほろっと崩れる。カレーとの相性抜群や!

 

うめーーー!

 

やはり、喜楽亭侮れん。

ひさひざにうまい飯が食えたぜ。

 

おい、ねーちゃん、会計だ。

1980円です。

 

ふん、昼の割に少し高いがくる価値はある。少し三軒茶屋から歩くのが難点だが、これも腹ごなしに丁度いいか。

 

ほらよ。釣りはいらねーよ。

1980円キッチリ渡し、次郎は店を出た。

カランコロン♪

 

ふー、さすがに腹が出たな。

この歩きだけでは凹まねーな。

ちょっと運動しないとな。

次郎は独りごちた。

 

びゅーっ

都内は冬の強い風が吹いている。

次郎は薄手のコートのフードを被り、池尻大橋方面に歩いて行った。

 

続く。

一軒目

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東京餃子楼@三軒茶屋

安くてうまい餃子屋。スープもうまい。一軒ならライスは必須。

 

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焼きカレーの店。洋食屋の風情もありカレー意外もうまい。おすすめはハンバーグカレー。壺にカレーが入ってサーブされ、それをターメリックライスの上にかけて食べる。これは病みつきになるうまさ。そして上品な味。なのにガッツリ。たまらん。

3.9次郎