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食い倒れ 函館次郎のひとり飯道

函館次郎が世間の荒波に抗いながらひとり飯に命を捧げる物語

おまかせ亭 洋食屋

まだまだ寒いぜ。

次郎はチャリンコに乗りながら渋谷を疾走していた。コートのボタンが留めることにより、ボタンが取れてしまうことを防ぐため、全開のまま疾走することになり、北風が次郎を切り裂いた。

 

くー!

身を切るぜ!

何を食うかなー!

 

疾走しながらならば、何を食うか叫んでも誰も気づかない。俺は自由だ!

次郎は感じていた。

 

しかし、何を食うかだなー!

再び叫んだ。だいぶ回ったからなぁ渋谷も。次郎は坂に差し掛かったところでスマホをいじった。

んー、ほうほう。まだ行ってないところが。

よし、今夜はここにするか!

 

次郎は急坂をチャリンコを押して登った。

はぁはぁ。

息切れしたところで、件の店についた。

 

おまかせ亭。昼はオムレツライスで有名な店だ。夜はどうか…

 

カランコロン♪

 

ドアを開けると地下に道は通じていた。

いらっしゃいー。予想に反して気の良さそうなおっさんが迎えた。

次郎は席に通された。

 

コートは逆側にかけて、鞄は箱に入れてください。

いきなり指示が飛んだ。

 

…まぁいい。

メニューはと…

 

ほうほう。アラカルトだといい値がするな。ここは1980円のカジュアルコースだな。オムレツライスも選べるようだしな。

 

よし、カジュアルコースでオムレツライスだ。そして、タコのイタリアンも頼む。

 

はいよ!

小気味いい声だった。

 

しばらくするとすぐにサラダが来た。

ほう、プチとあったのにボリューム満点だな。合格だ。

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味はまぁ普通だな。しかし、里芋と春菊がうまいな。

 

続いてタコのイタリアンです。

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ほう。これはうまそうだ。スプーンで食べるのも気が効いてるな。

いい酢加減だ。タコも食べやすい。野菜もシャキシャキしてるな。すぐに食べきってしまいそうだ。うまいな。

 

ふー。

 

では、コンソメスープです。

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ほう、口直しか。いいな。アッサリ系だな。

 

さてと、このコース、かなりのボリュームだ。好感が持てるな。

 

はい、お待たせしました!

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きたな!ほう、ソースは後かけだな。

いいじゃねーか。

どれどれ。

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卵がプルプルだな。

ん、うまい。ソースがアッサリして水っぽいがいい味付けだ。トマトも効いてるな。食べやすい。

どんどん食べれちまうな。

 

これは当たりだな。他の洋食もいけそうだ。

ふー、さてと、、、

 

はい、デザート。

あ、デザートがあったのか!

なんてボリュームだ。

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チーズケーキは手作りなんです♪

 

そうか。では食べてやるか。

 

おぉ、甘すぎずうまいな。コーヒーもいい。

 

コーヒーじゃんじゃん飲んでください。器ちっさいんで笑

おっさんが言ってくれた。

 

そうか。気前いいな。次郎はコーヒーを何杯もお代わりした。その度におっさんが小気味好く入れてくれる。

 

なかなかいい店だ。人柄がにじみ出ている。

また来るか。

なんだか暖かい気分になった次郎だった。

 

さて、会計頼む。

 2700円です。

 

ふー、うまかったよオッサン。また来るぜ!

 

カランコロン♪

 

次郎は階段を登って、チャリンコに乗った。

再び前方全開のコートをはためかせ、246号を疾走した。

 

まだまだ冬は終わりそうにない。

 

続く。

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おまかせ亭@渋谷

オムレツライスで有名な洋食屋。ランチは混雑。夜は穏やかでよい。おじさんたちのサービスがあたたかい。また来たいな。

3.6次郎