函館次郎の独りごち飯。

東京近郊のうまくて並んでない店を探す男のドラマ

生姜は文化 ラーメン 巣鴨

f:id:hidekinghenry:20180903213505j:image

やっと入れたぜ。

次郎は、巣鴨にあるラーメン屋、生姜は文化に来ていた。

過去に二度、売り切れで店の前まで来ても入れないという憂き目に合っていた。

 

やっとだ。

グイ♪

扉を開けると、カウンターが12席ほどあるウッディーな店内が広がっている。

入ったすぐに設置された小ぶりの食券機で、チャーシュー入りのラーメン1050円を選んだ。肉の切れ端トッピング250円にも惹かれたが、代わりにチャーシュー飯350円を選んだ。

 

次郎は空いた席に腰をおろし、食券を店員に渡した。そして、おもむろに目の前にあった水をがぶ飲みした。

ふー。

さて、お手並み拝見だ。

 

この店は神田のmannish、池袋の桑ばらの店主同士が共同?で出した姉妹店。味は期待できること間違いなしの店だった。

 

 

はい、まずばチャーシュー飯です。

f:id:hidekinghenry:20180903214117j:image

おお、期待通りのビジュアル。うまそうだ。

生姜と醤油のかかった飯にざく切りのチャーシューがたっぷり入っている。

 

うまい。チャーシューが柔らかく、しかし食べ応えがある。ご飯に少し出汁のきいたような醤油がかかっているのがまたうまい。

 

これはラーメンも期待できるぜ。

次郎は独りごちた。

 

 

チャッチャッチャッ

 

チャッチャッチャッ

 

麺が湯切りされドンブリに入れられている。

 

そろそろか…

 

 

はい、お待たせしましたー。チャーシュー入りラーメンです。

f:id:hidekinghenry:20180903213505j:image

おお!素晴らしいビジュアル。チャーシューがうまそうだ。

f:id:hidekinghenry:20180903214344j:image

スープは透明な塩スープ。むぅ、うまい。生姜が効いている。飲みやすいがコクもしっかりある。

f:id:hidekinghenry:20180903214425j:image

平べったい麺か。おお、もちもちして、これは少し生姜が練りこまれているのだろうか。味がするような。スープに絡み、口の中でスープと麺が一体になる。素晴らしい。

f:id:hidekinghenry:20180903214532j:image

そして、このチャーシューだ。

うまい!

柔らかい!味もしっかりしてる。こりゃあたまらない。塩のアッサリ感とうまいバランス。

 

ズルズルッ

 

ズズ

 

ズルズルッ

 

むしゃむしゃ

 

ラーメン、スープ、チャーシュー丼、ラーメン、チャーシュー、スープ、チャーシュー丼、ラーメン、スープ…

大車輪は続く。心なしか体もポカポカしてきた次郎。

 

むしゃむしゃ。

ズルズル、ズルズル。

 

ズズズズ。

 

むしゃむしゃ。

 

ズズズズー、ズルズル、ズザザザー。

 

ふぅ。

うまかった。めちゃめちゃうまいやないか。

こりゃあ名店だ!

 

ごちそうさんっと。

うまかったぜ。

 

ありがとうございます。

 

グイ♪

次郎は店を出た。

 

おっと、通り雨か。少し汗を額ににじませながら次郎は足早に駅に向かった。

 

通り雨で、より蒸し蒸しした巣鴨

残暑まだまだ続いているようだ。

見上げた雨雲の隙間から晩夏の高い雲が見え隠れしている。

いつになったら秋はくるんだか…

そう言い残し、次郎は改札をくぐっていった。

 

 

続く。

f:id:hidekinghenry:20180903213505j:image

生姜は文化@巣鴨

巣鴨に名店誕生。塩生姜ラーメン。生姜が効いたキリリとしたスープ。少ししょっぱい。チャーシューがまた絶品。

3.7次郎

 

 

厳哲 ラーメン 早稲田

f:id:hidekinghenry:20180901204328j:image

ほう。厳哲か。

次郎は友人から、最近ハマっているラーメン屋があると紹介された。

調べてみると、関西出身のラーメンで、週末などは創作メニューを出すタイプのラーメン屋ということだった。

 

なかなか良さそうだ。

場所は早稲田か。悪くないぜ。

 

 

よし、いってみるか。

次郎は家を出た。高田馬場から東西線に乗り換え、早稲田で下車。

 

さて。目当ての店は…新目白通り沿いか。多少歩くな。

早稲田の大隈講堂を越えて、数分行ったところにある新目白通り沿いにその店はあった。

 

 

次郎の前には家族づれが並んでいた。

ちっ、しばらく待つことになりそうだ。仕方ねぇ。

f:id:hidekinghenry:20180901210202j:image

さてと。

待つこと8分ほど。次郎は店内に入った。

食券機にお金を入れた。

 

迷うな。醤油もいいが、塩もうまそうだ。

よし、今日は鮪塩肉増しだな。1250円か。

中々の値段だな。

 

ん?この盛り合わせってボタンはなんだ?

おい、大将、この盛り合わせってのはなんだ?ああ?

 

あ、それはお酒のアテの盛り合わせです。

ほぅ。そういえば酒も出すんだったな。よし、乗った。

次郎はこの盛り合わせ700円、そしてビール700円のボタンを押した。

 

ふー、なんだか居酒屋に来てしまったようだぜ。まぁいいか。

 

次郎は食券をもってカウンターの一番奥の席に座った。

 

さてと。お手並み拝見だな。

 

お待たせしましたー。

隣の客につけ麺が提供される。麺の上に大きな秋刀魚が乗っている。

 

ほう、あれもいいな、いかん、目移りしちまうな。次郎は古典的に首を左右に振って、つけ麺のイメージを振り払った。

 

はい、まずはアテ盛り合わせとビールです。

f:id:hidekinghenry:20180902023924j:imagef:id:hidekinghenry:20180902023933j:image

おお、ビールはハートランドか。できるな。

そして、このアテ盛り合わせ。

いいじゃねーか。肉肉しい。そしてこの赤い鮪がうまそーだ。

どれどれ。

f:id:hidekinghenry:20180902024031j:image

おお、この鮪、少し蒸してあるのか?色も醤油漬けのようだな。

む、うまい。このネギとも合うぜ。酒とも合う。やはり、ビールはハートランドだ。

f:id:hidekinghenry:20180902024145j:image

このチャーシューもいいぜ。きっとラーメンに入ってくるのだろうがな。むぅ、食べ応えあるな。

もう一つのチャーシューの味付けはマヨネーズか。

f:id:hidekinghenry:20180902024235j:image

柔らかいな。マヨネーズが意外と効いてるな。別の味で、またいい。

ここは当たりの予感だ。

次郎は独りごちた。

 

次郎がアテを食べ終わり、ビールを煽っていると、メインのラーメンが登場した。

 

お待たせですー。

f:id:hidekinghenry:20180902024408j:image

お、美しい。うまそうなビジュアルだ。

f:id:hidekinghenry:20180902024443j:image

このスープ、透明でキリリとしている。それでいて鮪と豚のだし汁が効いている。

f:id:hidekinghenry:20180902024544j:image

そして、麺は細麺ツルツルタイプか。悪くない。

 

さて。

f:id:hidekinghenry:20180902024612j:image

この鮪。ほろほろだな。しかし、味は失っていない。絶妙なタイミングで茹でたな。

f:id:hidekinghenry:20180902024659j:image

このチャーシュー、うまい。さっきよりも食べやすい。いい部位なんだな。スープと絡めると更にうまい。

f:id:hidekinghenry:20180902024742j:image

お、多少部位の異なる部分を入れているようだな。多彩だ。

 

ズルズル!

 

ズズズズー。

 

むしゃむしゃ。

うまい。

こりゃいいな。チャーシューが暴力的でいい。

 

ズズズズー。

ズルズル!

 

ズズズズ、ズズズズー。

 

うまい。

 

ズルズル!ズルズル!

むしゃむしゃ。

 

ズズ、ズズズズー。

 

ふぅ。

最後に、残りのビールを一気に飲み干した。

プハー!

 

いやー、うまかった。そして、大満足だ。

おい、うまかったぜぇ。

ありがとうございます。

 

 

ガラガラ♪

いやー、いい店に巡りあえたぜ。

また来るかな。

 

夜になり、涼しくなった早稲田。リーガロイヤルホテルの先には大隈講堂がある。その横を通り過ぎた。

f:id:hidekinghenry:20180902025143j:image

俺はあの頃から成長したんだろうか…

次郎は束の間、甘酸っぱい記憶に浸り、

答えのない問いが口から勝手にこぼれ落ちた。

ふん、まぁいい。

 

 

大隈講堂のネオンが優しく次郎を照らし出していた。

 

 

続く。

f:id:hidekinghenry:20180902025357j:image

厳哲@早稲田

独特の味と世界観のあるラーメン。メニューがいろいろ変わるのがおもしろい。また、酒と肴がある居酒屋風なもてなし感もある。スープとその食材にこだわりがある。通ってしまいたくなる味。

3.7次郎

 

 

 

 

 

 

 

 

y-mare 洋食 麻布十番商店街

f:id:hidekinghenry:20180901191408j:image

さてと、昼は何にするかな。

次郎は麻布十番商店を歩いていた。けやき坂から十番駅に向かって歩いていると、いくつものランチ営業店が目に入る。

 

さてさて、ん?

このコンクリートビル、いくつか店が入っていたな。五階は。前に行った洋食屋か。お、4階に新たな店があるな。生姜焼きか。うまそうだな。

よし、今日はここにするか。

次郎はエレベーターを4階まで上った。

 

店内はまだ先客はなし。

 

いい時に入ったな。

いらっしゃいませ。

 

一人だ。

見たままだ。あまり見るな。

 

では、カウンターへどうぞ。

f:id:hidekinghenry:20180901191824j:image

ふむ。

f:id:hidekinghenry:20180901191815j:image

生姜焼き、カレー、ハンバーグ…

迷うな。

生姜焼きに惹かれて来たが…

 

大将。

はいよ。

 

ハンバーグ頼む。

はいよ。

 

結局ハンバーグにしちまった。

 

次郎が待っている間に店は埋まっていった。

 

はい、お待たせです。

f:id:hidekinghenry:20180901192137j:image

お!なかなかのビジュアル。ハンバーグは卵形か。箸を入れたらどーなるんだろーか。ワクワクするな。

 

f:id:hidekinghenry:20180901191408j:imagef:id:hidekinghenry:20180901193110j:imagef:id:hidekinghenry:20180901193126j:image

さてと。

 

f:id:hidekinghenry:20180901193211j:image

うお!肉汁がすごい!

うまそうだ。汁がもったいない!

f:id:hidekinghenry:20180901193249j:image

ぐあ!肉ぎっしり系だな!ほんのりピンク。

うまそうだ。

次郎はハンバーグをおもむろにほおばった。

おお!うまい。

このソースもほんのり甘みがあるが、しっかしした味。肉はぎっしり、肉汁がコクをプラス。たまらん。歯ごたえもいい!

 

むしゃむしゃ。

 

むしゃむしゃ。

 

飯が進むくんだ。

この薄揚げと大根の煮浸しもアッサリとしていいバランス。

味噌汁もいい。ここは味噌汁もおかわり可能か。

 

合格だよ大将。

 

うっす。どもっす。

 

むしゃむしゃ。

 

むしゃむしゃ。 

次郎は無心でハンバーグをほおばった。

むしゃむしゃ。

 

ズズズズ。

プハー。うまい。

大将、味噌汁おかわり頼む。

 

はいよ。

 

ズズズズ。

むしゃむしゃ。

 

ズズー。

 

ふー。うまかった。

おい会計頼む。

はい、ちょうど千円です。

ほらよ。釣り…はなしか。

次郎は千円札を手渡した。

 

また来るぜ。

お待ちしてます!

 

次郎は若干の心残りを感じながらエレベーター下がる▼のボタンを押した。

 

外に出ると、まだまだ暑い。

 

ふー。これから打ち合わせか。

眠くなりそーだぜ。まぁいいか。

次郎は独りごちた。

 

相変わらずツクツクボウシがけたたましく鳴いている。

 

夏はまだまだ終わりそうになかった。

 

続く。

f:id:hidekinghenry:20180901192137j:image

y-mare@麻布十番商店街

お昼は千円でハンバーグ、生姜焼き、カレーが食べれる。ごはんと味噌汁おかわり可能。

ハンバーグうまし。次は生姜焼きか。

3.5次郎

 

 

 

 

 

スパイスポスト② ポーク・キーマカレー 代々木公園駅

f:id:hidekinghenry:20180830120606j:image

よし、まだ11時。代々木のカレーでも食いに行くか。

次郎は、休日、少し早く目覚めたため、普段売り切れになってしまうカレーを求めホームをでた。

 

千代田線の代々木公園駅で下車し、2番出口を出たすぐ目の前にその店はある。

スパイスポスト。

昼はカレー屋、夜はタコ焼き居酒屋になる店。

昼のカレー屋は人気店。今日も11時50頃着だが、既に店の外に一名が待っている。

 

まぁこのくらいならな。

次郎はその後に並んだ。

 

程なく、店員から声をかけられ無事入店。

 

さてと。

ポークとキーマのあいがけカレーを頼む。それとコールスロー

 

はいよ!

前金制なので、1300円お願いします。

ほらよ。釣りはとっときな。いいってことよ。

そして。キッチリ1300円店員に手渡す次郎。

 

 

 

今日はポーク売り切れの憂き目に合わずに済みそうだ。

 

 

コールスロー終わりねー。

 

おお、なんと絶妙なタイミング。最後のコールスローだったか。いいことありそうだ。

 

 

はい、まずはコールスローです。

f:id:hidekinghenry:20180830121126j:image

おお、でかいな意外と。

f:id:hidekinghenry:20180830121148j:image

どらどら。おお、アッサリしてて、しかし酸っぱ過ぎず、くどくもない。うまいじゃないか。

 

はい、カレーお待たせです。

f:id:hidekinghenry:20180830121234j:image

おお!来たな!うまそうだ!

f:id:hidekinghenry:20180830121246j:image

こうして卵を潰して…

次郎はカレーをほおばった。

うま!

やはりうまいな。キーマ憎々し!

いや、肉肉し!

味つけも辛めでグッドだ。

 

 

そして、初のポーク。

ほお!

甘い。しかし下味とスパイスがしっかり。ココナッツの甘い風味が口の中で弾ける。これはナイスコラボだ!うまいぞ!

 

むしゃむしゃ

 

むしゃむしゃ

 

ふー、あっという間に間食だな。

 

スープもルーもおかわりできますよ。

ほう。そうだったな。

 

よし、ご飯少しとルーをおかわりで。

はいよ。

f:id:hidekinghenry:20180830121557j:image

やはりルーのお代わりサービスが秀逸だ。

次郎は独りごちた。

 

お代わりはチキンカレーのルー。これで店のカレー全てを味わえた。お得だ。

 

むしゃむしゃ。

プハー。うまかった。

 

外は何人かがまだ並んでいる。

早く出てやるか。

 

 

ごちそうさん。うまかったぜ。

ありがとぉ〜ございました〜♪

 

 

ふー。暑いな。スパイスと陽射しのダブル攻撃だ。

次郎は欠伸を1つ入れ、額の汗を拭うと、千代田線の地下へと消えていった。

 

 

続く。

f:id:hidekinghenry:20180830121234j:image

スパイスポスト@代々木公園駅

昼のみ営業のカレー屋。メニューはチキン、ポーク、キーマ、それらの組み合わせのみ。人気店。味は抜群。ポークはすぐ売り切れるがココナッツが効いてて甘い風味でコクがあり、うまい。ルーのお代わり自由が秀逸。どんどん実力を上げている模様。

3.7次郎

 

 

會水庵 いわしシラス親子丼 赤坂

f:id:hidekinghenry:20180828135523j:image

會水庵っておいしいイワシ丼の店があるんですよ。

次郎は、馴染みのマッサージ屋ゴットハンドから、イワシしらすの丼を食べさせる店があると聞き、早速施術後にそこを訪れた。

 

店は赤坂5丁目交番からほど近い裏道にあった。

 

 

ガラガラ♪

はい、いらっしゃい。

そう広くない店内。次郎の座る一席でカウンターは満席だった。

 

どうぞ。

あ、ああ。

 

次郎は席に座った。

f:id:hidekinghenry:20180828182727j:image

メニューを見ると、アナゴにイワシ、それらが少しうまそうな書き方である。

 

ふーむ。アナゴも惹かれるが、やはりここは初志貫徹、イワシしらすの親子丼だな。

 

 

大将、親子丼で。

はいよ。

 

次郎の両隣は全て親子丼だった。

ふむ。期待するか。

 

パチパチッ

うまそうな焼音が聞こえてくる。

あれは?アナゴか??

f:id:hidekinghenry:20180828183143j:image

直火に焼かれる魚。まるでうなぎの蒲焼だ。

やはりアナゴにすればよかったか…後悔の念がよぎる。

 

店主の包丁さばきが小気味いい。

 

当たりの匂いがプンプンするぜ。

む?まさか、あの蒲焼、イワシだと言うのか…

はい、お待ち。

 

おお!

f:id:hidekinghenry:20180828185006j:image

まさか、あれがイワシだったとは!

なんだかキチンとしてるな。

 

次郎は早速イワシを口に運んだ。

f:id:hidekinghenry:20180828183405j:image

ぐお!まるでうなぎじゃないか!うまい!ご飯のタレも鰻重のソレだ。こりゃあいい。なんか得した気分だ。

f:id:hidekinghenry:20180828183512j:image

そして、このしらすとのコラボ。爽やかさとうまみのハーモニー。やるじゃないか。

う、うまいな。

 

f:id:hidekinghenry:20180828183624j:image

そして、このトロロ。山芋感が半端ない。味変までいける贅沢。これは1200円払う価値はあるな 。イワシの量もボリューミー。合格だ!

 

 

ズズズ。

ふー。味噌汁もいい。具材が細かく切ってあり大将の技術力の高さをうかがわせる。

 

ばくばく

 

むしゃむしゃ

 

ばくばく

 

むしゃむしゃ。

 

 

ふー。食ったな。うまかったぜ。

あっという間に平らげた。

 

 

さてと、ほらよ。釣りはいらねーぜ。

新しい包丁研ぎ石でも買いな。

 

 

次郎はキッチリ1200円をカウンターに叩きつけた。

 

 

ガラガラ♪

ありがとうございます。

 

 

ふー、掘り出し店を見つけたぜ。

上機嫌な次郎。

 

相変わらず外気は34度の酷暑。

 

しらす大根おろしで気分だけでも清々しくってか。

じんわりとした汗を素肌に感じながら赤坂駅へと消えて行く次郎。

 

その側でヒグラシが勢いよく鳴いていた。

 

続く。

f:id:hidekinghenry:20180828185006j:image

會水庵@赤坂

穴子で有名な小料理屋。しかし、ランチはイワシしらすの親子丼が一押し。こんなイワシは余り食べられない。まるでうなぎの柔らかさとコク。

3.65次郎

 

 

 

 

 

 

ベンベラネットワークカンパニー 札幌 スープレカリー

f:id:hidekinghenry:20180825204923j:image

おお!まだあったか!

ベンベラネットワークカンパニー!

次郎はまたもや札幌にいた。

 

7年ほど前見つけたスープカレー屋を訪ねた次郎。今も変わらず営業していた。

 

昼は劇混みだが、夜のオープン当初は割と空いていた。

 

グイッ♪

いらっしゃいませ。

 

一人だ。

奥へどうぞ。

 

さてと…

黒板を見ると豚角煮カレーが本日のおすすめだった。

これは迷わず…だな。

次郎は独りごちた。

f:id:hidekinghenry:20180826203919j:image

おい、オヤジ。

はいよ。

 

豚角煮カレー。トッピングは納豆、岩海苔で。

 

はいよ。

 

混雑の原因は狭い店内だから…か。

仕方あるまい。

 

 

おまたせしました。

ごとり。

f:id:hidekinghenry:20180826204100j:image

おお、なんとご飯は半熟たまご乗せか!気が利いてるな。

f:id:hidekinghenry:20180826204033j:image

うまそうなビジュアルだ。トッピングの海苔と納豆がたっぷりだな。

 

さてと。角煮がうまそうだ。

f:id:hidekinghenry:20180826204332j:image

おお!ほろほろで柔らかい。濃厚なスープとしっとり絡み抜群にうまい!

 

久々に来た甲斐があったぜ。

濃厚なのにくどくないスープ、岩海苔もいいアクセントだ。

合格だ!

次郎のテンションは上がった。

 

うーむ、半熟たまごとスープカレー。見事だ。

f:id:hidekinghenry:20180828133451j:image

うまい。

むしゃむしゃ

 

ズズ

 

むしゃむしゃ

 

ズズズズ

 

むしゃむしゃ

 

ズズズズ、ズズズズ、ズズズズー。

 

ゲフッ。

 

うまかったぜ。

おい、にーちゃん会計頼む。

 

はい、1800円です。

ほらよ。釣りはいらねーぜ。

これで新しい角煮でも発注しな。

 

次郎はキッチリ1800円をテーブルに叩きつけた。

 

グイッ♪

狭い通路を抜けると狸小路の大通りに出た次郎。大通り沿いのジンギスカン屋の煙が道を充満していた。

ふう、次はジンギスカンとしゃれこむか…まぁしばらく歩いてからだな。

 

そう言うと、次郎は狸小路の中に消えて行った。

 

続く。

f:id:hidekinghenry:20180828134240j:image

ベンベラネットワークカンパニー@札幌すすきの

札幌の小さなスープカレー屋。店内が狭いため昼は大混雑。独特の味がするスープカレー。しかしうまい。角煮がお勧め。

3.7次郎

 

 

 

 

 

 

イエロー スープカレー すすきの

f:id:hidekinghenry:20180820144609j:image

く、どこも混んでやがる!

次郎は恩師である教授に呼ばれ、札幌にいた。

 

昼時、札幌で有名なスープカレー屋ピカンティに行ったところ、お盆で休み。その後近くの奥芝商店に行ったところ長蛇の列。仕方なく駅ビルの回転寿司根室花まるに行ったがそこも長蛇の列。

 

どこにいきゃーいいんだっ!ああっ!?

と、曇り空に強烈なメンチを切った次郎。

反応はなかった。

 

ふぅ、仕方ない。東京にもあるが、すすきののあそこに行くか。

 

次郎はタクシーに乗った。

 

すすきのだ。兎に角すすきのに急げ!

運転手に叫ぶ次郎。

はい、かしこまりました。

冷静な運転手。

 

ふん。

程なくすすきのに到着。

釣りはいらねーよ。それでガソリンでもいれな!

はい。

キッチリ1010円を渡す次郎。

 

さてと。

件の店イエローに着いた。

f:id:hidekinghenry:20180820145034j:image

お、並び列は0か。

喜び勇んで店に入ろうとすると。

ぐ、なんだ、奥にこれほど並んでいるとは…

 

くそ、ううう、仕方ない並ぶか。

 

待つこと20分。

 

お待たせしました。

やっと席に案内された。

 

さてと…

やはり、ここは人気ナンバーワンのチキンだな。

 

おい、ねーちゃん。

はい、お待たせしました。

 

チキン、辛さ4番/5、厚切りベーコン・納豆トッピングだ。

 

はい、かしこまりました。

 

さてと…

次郎の後にも15人程が待っている。8月の札幌は激混みだな。

 

ランチサービスのウーロン茶です。

 

ふん。

次郎は一気に飲み干した。

 

プハー。まだかカレーは。あぁ?

次郎は持ってきた店員の後ろ姿に向けて強烈なメンチを切った。

 

 

反応はなかった。

 

 

そうこうしているうちに、カレーが来た。

はい、お待たせしました。

ごとり。

f:id:hidekinghenry:20180821011831j:image

おお。

すごいビジュアルだ。

f:id:hidekinghenry:20180821011818j:image

なんというボリューム。ベーコンとかぼちゃのデカさは半端ない。

f:id:hidekinghenry:20180821012023j:imagef:id:hidekinghenry:20180821012151j:image

舞茸もチキンもでかい。

f:id:hidekinghenry:20180821012235j:imagef:id:hidekinghenry:20180821012249j:image

どれから食うか…

ま、まずは、かぼちゃだ。 

 

…く、う、うまい。

甘い。なんて甘いかぼちゃだ。

ベーコンも分厚い…

チキンはホロホロだ。

く、舞茸は…柔らかく、うまい。

f:id:hidekinghenry:20180821012748j:image

スープはクリーミーに見えるがアッサリ爽やかだ。同じ店だが、素材の味は東京店とはやはり雲泥の差だな。

 

待った甲斐があったってもんだぜ。

次郎は独りごちた。

 

むしゃむしゃ

 

ずず

 

むしゃむしゃ

 

ずず

 

うまい。

たまらんな。

 

ずず、ずず、ずずずずずー。

ふぅ、ゲフッ。

 

うまかったな。

おい、会計頼む。

1600円です。

 

なに、意外と安い。これまた北海道価格か。

最高だな。

ほらよ、釣りはいらねーよ。

これで、大きなかぼちゃでも買いな。

 

次郎はキッチリ1600円をレジに叩きつけた。

 

 

グイッ。

店に出た次郎。

 

さてと、腹ごしらえも終わったし、行くとするか。

次郎は快適な気温の中、カレーで火照った顔から爽やかな汗を流し、目の前を通ったタクシーを止め、北大方面に消えて行った。

 

 

続く。

f:id:hidekinghenry:20180821011818j:image

カレーハウスイエロー@北海道すすきの店

バランスの良いスープカレー。北海道本店の素材は抜群にうまい。

3.7次郎

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1002181/top_amp/%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoATgA