函館次郎の独りごち飯。

東京近郊のうまくて並んでない店を探す男のドラマ

覆面智18 栗蟹出汁 神保町

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やはり、来ちまった。というより来ない方がおかしいだろう。

次郎は神保町の覆面智に来ていた。

ゴールデンウィークの水曜日。栗蟹の出汁の悪い奴。行かないわけがなかった。

 

おはよー。

いつものようにおやじが出迎える。

11時に到着。列はできていない。チャンスだ。

 

暑い一日のため扉は開けっぱなしだった。

 

さてと、メニューは1つか。よし。

次郎は1200円のスペシャルメニューを押した。

カウンターに座り、食券をおやじに渡す。

 

肉はどーする?

いただきます。

はい、100円ね。

はい。

100円を手渡す次郎。

 

チャッチャッチャッ♪

カラカラン♪

 

チャッチャッチャッ♪

 

おやじが湯切りを行い、いろいろなトッピングを足していく。先客にラーメンが渡される。

ぐぉ、うまそうだ。

いやが応にも高まる期待感。

 

はいよ。

ごとり。

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くー!きたー!

すごい色だ!

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次郎は早速麺を啜った。

ズルズルッ、ズルズルッ

 

すごい蟹の味だ。麺を口の中にいれると蟹の味が強烈に広がる。

 

う、うますぎる…

やばいぞこれは。

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ぐ、またこの味玉、弾けるな。

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そして、この悪い肉。めちゃくちゃうまいな。

味が濃くて喉が乾くが、たまらないなこれは。

 

次郎は水をがぶ飲みし、麺を啜り、肉を齧った。

ズルズルッ

 

ズルズルッ

 

ズズズズー

 

くー、蟹の風味が凄すぎるな。

 

 

ガフッ

いやー、うまかった。

 

おやじ、うまかったぜ。また来るよ。

ありがとね〜。

 

間違いなく今日は次郎のゴールデンなウィークとなった。

 

 

続く。

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覆面智@神保町

今日は栗蟹の出汁の悪い奴。悪い奴とは醤油ベースの出汁感の濃いラーメン。味も濃く、100円で豚肉の”悪い肉”をトッピングし、完全体として食すべし。

4.0次郎

 

 

 

 

 

 

野菜を食べるカレーキャンプ 代々木

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次郎はジムの後、フラフラと自転車を漕いでいた。運動の後の飯抜きはやっぱ俺には無理だよな〜。

次郎は自転車を漕ぎながら独りごちた。

 

ふらふらと北参道の交差点から何やら灯りの灯る商店街に入っていった。なんか飯屋があるな。次郎の食指は動いた。

 

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野菜を食べるカレーか。カロリーの気になるお年頃だから、今夜はここだな。

次郎は階段を下りた。

 

一名様?

そうだ。見ればわかるだろう。

 

少々お待ちください。

ふん。

 

奥の席どうぞ。

次郎は席に着いた。

 

さてと。

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この定番の一日分の野菜カレーだなやはり。

 

ねーちゃん、これ頼む。それに手羽元トッピングだな。それとラッシーを。

 

かしこまりました。

 

店内は狭く、厨房の店員も忙しそうに鍋で炒めている。

 

はい、お待たせしました。

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おお、ジュージュー言ってるな。良さそうじゃないか。

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それにしても凄い野菜の量と種類だな。スープが少なめで味はどちらかというと野菜の味がダイレクトにくる感じだな。そこまで辛さもキツくないし、食べやすい。

 

ラッシーです。

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やはりカレーと言えばラッシーだな。定番だ。

うまい。

 

沢山野菜が入っていたが、あっという間に食べきったな。満足感もある。手羽元を入れたのは、ワイルド感も増したし正解だったな。

 

おい、会計頼む。

入口でお願いします。

1440円です。

 

そうか。ラッシー代もあるしな。仕方ない。ほらよ。釣りはいらん。

これで新しいフライパンでも買いな。

 

キッチリ1440円を手渡す次郎。

 

店を出て階段を上る。

次郎が自転車を置いた隣のC&Cカレーから自転車配達の兄ちゃんが出て行く。

 

しっかり運べ、若者よ。

次郎はその若者を、見送りながら自分の自転車を漕ぎだした。

 

ゴガガガッ

 

なんだ!?

ちっ、鍵を掛けっぱなしで漕ぎだしちまった。

 

若者を気遣うよりもまずは自分からってか。自分の摂取カロリーまでは気にしていたんだがな。

 

ふと見上げると、煌煌と光る満月が次郎を見下ろしていた。

 

お月様はなんでもお見通しってか。

かっかっか。

 

カチャン♪

次郎は解錠し、再び自転車を漕ぎだした。

 

 

続く。

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野菜を食べるカレーキャンプ@北参道

沢山の野菜が入った鉄板ジュージューカレー。ヘルシーで味もなかなか。女子向けかも。

3.4次郎

 

 

 

 

 

 

ぎっちょん 定食屋 神宮前

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ジャングルぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぎっちょんぎっちょんぎっちょんぎっちょんダッヨーン♪

 

なんて歌があったな昔。

次郎は独りごちた。

 

いつものように自転車を走らせてジムに向かう途中、ランチでも食べてから…などと思った矢先に、"ぎっちょん"という名の定食屋を見つけた。

 

鳩森神社を下った交差点にあるその店は、本来沖縄料理屋なのかもしれないが、ランチは沖縄の香りはしない。

 

重い木戸を開けると、狭いが小洒落た店内が広がる。二人の女性が次々と鉄板を焼いている。

 

空いたカウンターに座る次郎。午後一時だが満席に近い。

メニューどうぞ。

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なるほど。このじゅうじゅう焼きかハヤシライスだな。隣の女が食べているハンバーグは少し小ぶりでハヤシライスのトッピングとしては惹かれるが、既にハヤシライスが終わっているらしいため、

 

おい、じゅうじゅう焼き120グラム、で頼ム。

と韻を踏みながら注文する次郎。

 

はい、かしこ、かしこまりましたー、かしこ!

などと答えるわけもなく、ただ、

「かしこまりました。」と静かに答える店員。

 

まぁいイ。

ライム対決をしに来たわけじゃなイ。

 

はい、お待たせしましたー。

じゅうじゅう言いながら肉がやってきた。

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おお、うまそうじゃないか、この生姜焼き。

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どれどれ。

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ほほう。甘辛く、味濃いめの豚ロース。白飯にピッタリだ。キャベツにまでタレが浸透しているが、シャキシャキ感はキッチリ残っている。

 

なかなかの仕事ブリ。

しかし、店主は釣れないそブリ。

イェー。

次郎は独りごちた。

 

うん。うまい。ロース肉の厚さがちょうど良く、タレと混ザル。ランチには最適でごザル。

イェー。

 

ふー。あまり食い過ぎるとスイミングに影響するからな。このくらいにしておこう。若干白飯を残し、フィニッシュ。

 

キャベツ大盛り50円をプラスして910円です。

ほらよ。これでハヤシライスのルーでも買いな。

キッチリ910円手渡す次郎。

 

再び重い扉を開けた。

爽やかな風が店内に流れ込んで来て、飯を食べた後の体熱をひんやりと和らげてくれる。

 

ありがとうございましたー。

 

なかなかいい出会いだったな。

次郎は呟いて自転車に乗る。

 

国立競技場までは長い坂だ。

次郎はペダルを漕いだ。

ぐんぐんぐん漕いだ。

 

ぐんぐんぐん

ぐるぐるぐるぐる

ぎっちょんぎっちょんぎっちょんぎっちょん

ダッヨーン♪

 

いつしか次郎の影は小さくなり陽光に照らされた鳩森神社のあたりで見えなくなっていた。

 

続く。

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ぎっちょん@神宮前

ちょっと歩いては行きづらいところにある定食屋。夜は居酒屋か。甘辛いタレの効いたジュージュー焼きとハヤシライスが人気。次はハヤシライスハンバーグ乗せに挑戦してみたい。

3.4次郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キッチンニュー早苗 洋食 高田馬場

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古武術拳法について詳しく語る警察小説にハマる次郎。今夜は高田馬場の古本屋に寄っていた。

さてと、高田馬場となれば、何かあるはずだな。

栄通りから少し川側にそれた道の先にそこはあった。

キッチンニュー早苗。懐かしい感じのする洋食屋。

 

カランコロン♪

いらっしゃい。

そこのカウンターどうぞ。

 

昔ながらの洋食屋。

メニューはハンバーグ、ロースカツ、オムライス、カレーなどと、いかにもなメニューが並ぶ。

日替わりロースかつ定食を頼む隣のおやじ。それに出てきた目玉焼きが、トロトロでプルプルの黄身が耐え難くうまそうだった。

しかし、とんかつはなぁ…

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よし、ハンバーグとオムライスのコラボだ!

それとポテトサラダも。

はい。

 

逆隣の兄ちゃんはカツ煮定食。それもうまそうだった。

 

はい、ポテトサラダね。

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ほう。いかにもな感じだな。しかし凄い量だな。これで300円とは良心的だ。まさに両親的だな。味もなかなか。

 

はい、お待たせしました。

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おお!目玉焼きも付いてる!

なんというビジュアル。うまそうだ!

 

まずはハンバーグからだな。

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懐かしい味。うまい。

この目玉焼きの割った感じも素晴らしい。

いやー!いいな!

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そして、このオムライス!見事なチキンライスだ!濃厚な味がまたそそる。卵もフンワリだ。

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うまい!まさに洋食屋の味!

 

はい、スープもね。

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ぐ、このスープうまい!なんだこれ。スッキリとしてキリリ。優しくいい味だ。

 

これはまた名店を発見したな。しかもリーズナブルだ。

今回食べれなかったとんかつはまた次回だな。

次郎は独りごちた。

 

 

いやー、それにしても、このオムライスうまいな。

 

 

ゲフッ

 

ふー食ったなー、腹一杯だ。まるで学生の時のような心持ちになるな。

 

おい、会計頼む。

1320円です。

懐にも暖かい。

 

じゃこれで。釣りはいらねーぜ。

キッチリ1320円を手渡す次郎。

これで新しいケチャップでも買いな。

 

コロンカラン♪

高田馬場恐るべし!まだまだ沢山気になる店がある。

 

さてと、また来るぜ。

神田川を渡り、次郎は駅に向かう。

 

あなたは、もう、忘れたかしら♪

 

いや、忘れねーよ。銭湯でも寄るかなぁ。

十六夜の蒼い月の光が神田川の川面に降り注いでいた。

 

続く。

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キッチンニュー早苗@高田馬場

高田馬場にある老舗の洋食屋。うまそうなメニューばかり。ハンバーグもオムライスもカレーもロースカツも。そして、目玉焼きも。全て懐かしくうまい。毎日通いたくなる味。

3.6次郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覆面智17 牛骨だし汁 神保町

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お、おやじ!!

なんだよ!ゴールデンウィークは毎日営業かよ!そして、毎日メニュー変わりかよ!

次郎は興奮していた。

 

覆面智のラーメンは次郎が死ぬ前に食べたい一杯だが、それは同時に死なずとも毎日食べたい一杯でもあった。

 

そして、ゴールデンウィーク2018。次郎は仕事もなく、しかし、ラーメンは毎日ある状態。

なんだ、桃源郷太平天国パラダイス銀河ってのはすぐそこにあるってことだったのか!

はは!

 

既に鼻血が出そうな次郎。

さてと、しかしだ、そうは言ってもな。塩分の取りすぎは注意しなけりゃならん。初日の今日は偵察というこで、だな。

 

言い訳を見つけた次郎、そのまま家を飛び出した。

半蔵門線に揺られること15分。カレー、ラーメン、古本の街、神保町に降り立った。

 

 

さてと、今日は牛骨ラーメンということだがな。

ガラガラ♪

 

いらっしゃーい。

そろそろ来ると思ったよ。

 

お、おやじ!

流石だ。そして、こりゃあ1200円のラーメンに決まっているだろう!パクチーもうまそうだ。

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はいよ。オヤジは食券を受け取った。

 

醤油?塩?

醤油で。

 

パクチーは大丈夫かい?

大丈夫だ。

 

トッピングは?

もやし、味玉、青唐辛子を。

 

はいよ。

 

チャッチャッチャッ♪

 

チャッチャッチャッ♪

 

小気味好いリズム音。

 

ウィーン♪

チャーシューを切る音。

 

さえ箸が麺をかき混ぜる。

 

ごとり♪

おおー!すでに神々しい。

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この胡椒が色味を引き締めている。そしてこの牛骨に巻きついていたであろう牛肉。そしてパクチー、チャーシュー、味玉、そしてもやしとあげ玉ねぎ、海苔、青唐辛子。

完璧だ。ラーメン界のピカソだ。パクチーが画面に彩りを添える。

 

ふー。

次郎は深呼吸した。

 

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うっこのキリッとしたスープ。しかし牛骨の脂っぽさが残り絶妙な濃厚感だ。

 

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ぐっ、この牛肉。思った通りだ。柔らかいが食感が残りこの牛骨とまぐわい絶妙なハーモニー。

 

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そして、対照的に、口の中に入れると即座に溶けてしまう天使のチャーシュー。素晴らしい。

 

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ズルズルッ

 くー、いつもながらこのたまごちぢれ麺。細さがちょうど良く、スープに絡む。一緒にモヤシをかき込むことで様々な食感が、口に広がる、まるでラーメンのサーカスだ。

しかし、このパクチー濃厚な味を一発でリフレッシュする魔法の力を持っている。

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くー、なんだこの味玉は!半熟加減はまるで錬金術だ。オヤジッ、貴様は本当に人間なのか…そんな妄想まで掻き立てる。これをスープとともに口にお見舞いするとどうだ?まさにここは天国。キリストが降臨するわけだ。

 

ジーザス

次郎は独りごちた。

 

うますぎた。こんなものを食ってしまっていいのだろうか。知恵の身を食べたアダムとイヴの末路は…いや、アダムとイヴがいるから今の俺がいて、オヤジがラーメンを作ってるんだ。

 

ラガラガ♪

ご馳走さん!うまかったよ。

 

毎度どうもねー。ゴールデンウィークは毎日やってるよー。

 

殺し文句だ。

次郎は歯に挟まったチャーシューを噛み締めながら店を出た。

ふと道の生垣を観ると美しい蝶がいた。

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これは、一体なんのメッセージだ。

"俺は間違っていない"

おそらくそういうことだろう…

 

次郎は近くのコンビニで体すこやか茶を買いながら地下鉄のホームへ向かった。

 

いつなったら痩せれるのか…

ジムでも行くか。

 

あてもなく呟いた声は入って来た電車のブレーキ音にかき消された。

 

 

続く。

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覆面智@神保町

うますぎて話にならねぇ。出し汁が毎回変わるため毎回違う味に変化。しかし芯は同じ。トッピングも一工夫されていて常に新鮮。リピート率100%。今回は牛骨ラーメン。これまた当たりの一杯。

3.8次郎

 

 

 

 

 

 

東京らっきょブラザーズ② スープカレー 早稲田

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スープカレーが食いたい…

なんだこの衝動は。

 

くそ、どーする?

ここは横浜だぞ!正気か次郎。

次郎は横浜にいた。

 

ちぃ。まだ夕方の5時。時間はたっぷりあるか。

急に思いついた衝動を持て余す次郎。結局湘南新宿ラインに揺られていた。

 

次郎は窓の外に目をやった。

通り過ぎる街には柔らかな残照が降り注いでいる。

いい国だな。

次郎は独りごちた。

 

次郎を乗せた電車は新宿に着いた。

そこで山手線に乗り換え高田馬場まで行くと、今度は東西線に乗り換え早稲田に着いた。

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来ちまったか。何分かけたんだ…

乗り換える度にわざわざ早稲田に来る必要があるのか何度も自身に問いかけたが、答えはでず、気がつくとこの駅に降り立っていた。

 

次郎は階段を上り地上に出た。

さてと、スープカレーで早稲田となりゃあ、ここしかないよな。

駅周辺には魅力的な夕飯屋がたくさんあるが、次郎はそれらの誘惑を振り切り一直線に早稲田通りを渡り、件の店、東京らっきょブラザーズに入った。

 

カランコロン♪

いらっしゃいませ。

 

一人だ。

 

カウンターにどうぞ。

 

おう。

席に着く次郎。メニューを広げた。

さてと、いつもは角煮カレーだが、春野菜とパリパリチキンのカレーか…

よし、これだな。

 

おい、兄さん。

はい。

 

春野菜とパリパリチキンカレーだ。トッピングにブロッコリー、舞茸、それと納豆だ。辛さは4番で。

 

はいよ。

 

となりの女性客が無心にチキンを頬張っている。

 

うまそうだ…

 

 

お待たせしましたー。

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おっつ!

すごい量の春野菜だ。そしてパリパリチキンは別皿か。どんべいの要領だな。

どれどれ、

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ぐお、でけぇこの筍!

ザクッ、ジュワー。

く、いい歯ごたえだ。そしてカレーが染み込んでうまい。

そして、太いアスパラか。

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ザクッ、ジュワー。

おお、これもジューシーなアスパラだな。うまい。

おお、舞茸もでかくていいな。

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シャコッ、ジュワ!

おお、これもしっかり火が通って柔らかい。そしてカレーに合う。

そして、このチキンだな。

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パリパリだな。しかしこれをスープにダイブさせてと。おぉ、このパリパリの衣がカレーにまみれて絶妙な味。パリパリ感を残しつつ少し柔らかくなった衣と柔らかい肉がカレーに絡みつく。うまい!!

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うぉ、なんだこでかい玉ねぎは。

シャクッ、ジュワー。

これもジューシーだ。甘い。なんてことだ!

 

ムシャムシャッ

 

ジュワー

 

ムシャムシャッ

 

 

 

ゲフッ

 

いやー食ったな。あっという間の闘いだった。さっきまで横浜にいたなんて信じられん。しかし、来て正解だな。

 

やはり、人生は直感に頼るべしだ。

おい、兄さん会計頼む。

 

はいよ。

2210円です。

まぁトッピングもしたし、こんなもんか。

しかし、独身男性の野獣性を満たす最高の食事だ。

 

ほらよ。釣りはいらねぇぜ。

それでうまい小麦粉でも買いな!

キッチリ2210円をカウンターに叩きつける次郎。

なんだ、文句あんのか?あ?

 

コロンカラン♪

流石に暗くなったか。まだ学生たちがウロウロしてるな。若き日の俺ってか?ふん、釣りをもらわなくて良くなるくらい精進しろよ。

 

次郎は通り過ぎる学生に呟くと地下鉄のホームへ下りていった。

 

続く。

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東京らっきょブラザーズ@早稲田

次郎の選ぶ東京三大スープカレー屋の一角。濃厚系のスープだがバランスがよく、春野菜などメニューやトッピングは季節によって変わり、飽きがこない。そして野菜がうまい。

3.75次郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽太郎 ジンギスカン 池袋

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次郎元気か?

8年ぶりに大学の同級生からメールがあった。

元気だが、どーした?

いや、ふと思いついてな。

そうか。

一杯やらないか?今秋葉原なんだ。

そうか、なら池袋はどうだ?

いいだろう。

じゃ後でな。

 

そんなやりとりがあった。

 

 

さてと、池袋と言ったもののな。

何があるか…

次郎は独りごちた。

 

おお次郎。

おお山形。久しぶりだな。

あぁ。何年ぶりだ。老けたな。

おまえもな。

 

まぁいい、早くどこかに入ろう。

並んで歩く次郎と山形。

 

ん、ここなんかどうだ?

いいんじゃないか?

 

ガラガラ♪

空いてるか?

 

お待ちください。

 

一卓空いてました。

おう。じゃ頼む。

 

さてと、

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いろいろあるが、ここは4200円の食べ放題飲み放題コースだな。

はい。

 

 

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来たか。ジンギスといえばこれだ。

 

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肉は、肩ロースが最初に一皿サービスで、それ以外の普通のお肉とソーセージと野菜は食べ放題です。

 

よし、わかった。じゃ、始めるか。

だな。

 

ジュー♪

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おお、いい塩梅だ。

 

ジュー、ジュルルー、ジュー♪

来たな。

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よし、では食うか。

 

おお、柔らかい!このタレもいいな。ニンニクと七味をたっぷり入れると肉の旨味が増す!

とうだ山形?

 

うまい!次郎、ここはいいぞ。今度会社の奴と来るかな。4200円で飲み放題付きは有難い。

 

ジュー♪

このソーセージもいけるぞ!

そして、この野菜が帽子の端で恥じらいながら焼かれている。

次郎、オヤジ発言だな。

 

くっ、うるさいわい。俺たちは十二分にオヤジなんだよ。既にな。

 

はは、変わらねーな。

 

おまえもな山形。

ジュー♪

 

いやー、うまい。ねーさん、肉とソーセージおかわり!それと生も2つ!

 

はい、かしこまりました!

ジュー、ジュルルー♪

 

おまたせしました。

おお、さすが食べ放題、どんどんくるな。

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ジュー♪

いやー。しかし、おまえ、禿げて来たな!

うるさい!

ジュー♪

俺は独身だからな、まだフサフサよ!

ふん、そう言って楽しんでいられるのもいつまでか。

ジュルルー♪

 

おねーさん。お肉とソーセージお代わり!それと生グレープフルーツサワー2つ!

はい。

ジュー♪

 

ムシャムシャ。

ジュー♪

 

ムシャムシャ。

ジュー、ジュー♪

 

○×▽※π◎ …ははは!

ジュー♪

 

 

ジュー、ジュー♪♪

 

二人の夜は更けていった。

 

続く。

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楽太郎@池袋

最近人気のジンギスカン屋。安くてうまい。肉も柔らかく、羊はヘルシー。匂いのみリセッシュで、リセットすれば大満足♪ 

3.6次郎