函館次郎の一膳飯

東京と青森のうまくて一人で入りやすく並んでない店を探すグルメドラマ

Noodle Sounds ラーメン 本郷三丁目

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さてと、次郎さん二軒目はどーしますか?

だな。

本郷三丁目の交差点で一人呟いた。

 

東大からの帰り道、一軒目に淡麗系のねむ琉というラーメン屋でラーメンを食べた後、その足で予告通り、二軒目のラーメン屋を探していた。

本郷通りの交差点を南下していくと、何やらラーメン屋らしきものが左手に見えてきた。

ホタテラーメン、Noodle Sounds?か。

うーむ…まぁ、変わり種だし、今日はここでいいか。よし。

次郎は空いているラーメン屋のドアに吸い込まれていった。

 

いらっしゃいませ。

 

入るとすぐ食券機があり、次郎は基本のラーメンを頼んだ。920円か普通のラーメンにしては少し高いな。まぁいい。

 

割と店内は混んでいた。

旨そうな予感がするな。

 

チャー、チャッチャッ♪

 

チャッチャッチャッ♪

 

湯切り音が小さく聴こえてくる。

 

お待たせしましたー。

ごとり。

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ほう。これはまた意外なビジュアル。

濃いのか?ポタージュ系か?
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ズズ。

次郎は一口スープを口にした。

ほほう、スープ自体は意外とあっさりだな、しかしホタテの味が濃厚に広がる。
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この玉ねぎ角切りが特徴的だ。

どれ。

サク、サクサク。

ほほーう、これはホタテの濃厚さをリフレッシュする効果がある。絶妙なバランスだ。
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メンマは太いタイプだな。いいぞ。
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チャーシューは分厚いが硬くなく、片面のみ焼き目がついている。

ハム。

悪くない。スープにも合うな。
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ほう、麺はもちもちの中太麺か。

ズルズルッ、ズルズルッ♪

ふむ。モチモチで、スープをよく引き連れてくる。これは細麺より合うな。

ズルズルッ、ズルズルズルー♪

 

うまい。こりゃあたりだ。

どうも次の一口をそそるな。

 

ズルズル、ズルズルズル〜♪

ズズズズ、ズズズズー♪

 

ズルズル、ズルズル、ズルズルズルー♪

ズズズズ、ズズズズー♪

 

ふぅ。

意外と梯子も行けたな。まだまだ東大生には負けないぜ。

次郎は独りごちた。

 

またくるぁ。

ありがとうございましたー。

 

さすがに三軒目は…ないよな。

ははは。

腹ごなしに少し歩くか。途中で旨そうなラーメン屋が無いことを祈ろう。

 

次郎はゆっくりとした足取りで、本郷通りを更に南進した。

 

冬の空に額の汗が光っていた。

 

続く。

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Noodle sounds@本郷三丁目

ホタテ出し汁ラーメン。濃厚に見えてそうでもない。多量の玉ねぎが食欲をそそる。

3.55次郎

 

麺屋ねむ瑠 ラーメン 本郷三丁目

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さてと、今日は何処にありつくか…

次郎は本郷三丁目にいた。

最近東京大学のとある考古学研究室に顔を出していた。

知り合いの助教授に呼ばれてのことだ。

昼を過ぎた13時。

 

そろそろ飯にするか。

次郎はあたりをキョロついた。

 

む、なんだか雰囲気のある店構えだな。

まずはここにするか。

 

「麺屋ねむ瑠」

とあった。

 

扉は空いており、がやがやと学生が店から出てきた。

チャンス到来、だな。 

次郎は独りごちた。

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店に入ると食券機がある。

濃い目の烏賊煮干しラーメンか、あっさり系の赤鶏と蛤のラーメンかの2種類がグランドメニュー。

 

次郎は迷わず淡麗を押し、チャーシューをトッピングした。

ふん、チャーシューは基本だよ明智くん。

 

次郎は空いてるカウンターに座り、食券をカウンターに叩きつけた。

あっさりチャーシュー、一丁。

 

チャッチャッチャッ♪

 

チャッチャッチャッ♪♬

 

小気味良い湯切り音が聞こえてくる。

 

お待たせしました。

五分程度で着弾。
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ほう!美しいクリエイティブ。

うまそうだ。
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スッキリ淡麗醤油スープ。見た目良好!

ズズ。

あっさり、そして、スッキリだな。ちとパンチが弱いか。
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チャーシューは肩ロースか。花びらのように沢山あるのがいいな。

ハム。

柔らかくて淡麗スープに合う。

 

麺はどうだ?あ?

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細麺ストレートか。

ズズズズ、ズルズルッ、ズルズルッー♬

むう。柔らかいが芯はある。ストレート麺が淡麗醤油スープに合うな。あっという間に終わってしまいそうだ。

 

ズルズルッ、ズルズルッー♬

 

ズルズルッ、ズルズルッー♬♬

 

ズズ、ズズズズー♬♬♬

 

ふぅ。やはりあっさり完食だな。

次郎は器をカウンターの上にあげ、席を立った。

 

ふん、また来る…かはわからんがな。

次郎は店を出た。 

 

さてと、アッサリしていたし、もう一軒探してみるか。

 

まさかのラーメン梯子に挑戦してみるのも一興か。

かっかっか!

次郎は高らかに勝利宣言を行い、本郷通りを緩やかに南下して行った。

 

続く

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麺屋ねむ瑠@本郷三丁目

煮干しかハマグリか!それが問題だ。

両方かなり味が違うので、好みが分かれる。二回行く方がいいかも。本郷三丁目付近一帯はラーメン梯子ができるマニアには天国な一画。

 

3.5次郎

 

餃子荘ムロ 中華 高田馬場

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町中華が食いてえなあ。

次郎は高田馬場をぶらついていた。時間は20時

早稲田大学からの帰り道、町中華を探して街を彷徨っていた。

ん?
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ムロ…ツヨシか。餃子か。いいな。よし、今夜はここだ。

ガラ♪

いらっしゃい。 

1954創業。

ほんとか?

年季は入った店内だな。

 

一人だ。

こちらどうぞ。

カウンターに座る。

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どれどれ。メニューはすくないが気になるものが多いな。

 

よし、まずはハイボールだ。それと水。

はいよ。

 

しばらくして、レモンサワーとお通しのネギ味噌が着弾した。

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うまそうだ。

うーん、冷たくてうまいレモンサワーだな。
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うーむ、餃子の餡を包む様子が小気味いい。

よし、大将。

はいよ。

骨付き唐揚げ、それと餃子、チーズと紅。

はいよ。

しばらく待つと唐揚げが着弾。

どうぞ。
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おお、うまそうだ。
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ハム。

ジュワりとくる油、サクサクの衣、ジューシーな肉と塩加減。当たりだな。

 

はい、どうぞ。餃子です。
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ほほーう。革薄めのタレがうまく絡むタイプだな。
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うまそうだ。中は唐辛子だな。

ハム。

ジュワ♪

 

ほほーう、特製の甘じょっぱいタレと、薄めの皮、餡から溢れ出る肉汁。うまい。紅、そこまで辛くないな。
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もう一つはチーズだな。

ハム。

ほほう、これもチーズのトロトロさと甘味と塩加減。うまい。

 

大将、アサリの炒め物と焼きそば。

はいよ。

 

うーん、餃子がうまい。

 

はい、浅利です。
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おお、うまそう。

うーん、この浅利、うまい。酒とみりんだな。それに味噌か。

 

はい、焼きそばです。お酢と辛子をお好みで。

なるほど。

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お、ちょっと焦げたところがうまいな。
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優しい味だ。

 

よし。酢と辛子をかけよう。

ほほーう、これは酢が味を劇的に変化させる。こりゃうまいな。

ズルズル、ズルズルッ。

うまい。

ズルズルッ、ズルズルッ。

 

ふぅ。いやー、食べ過ぎたな。

 

おい、会計頼む。

はい。6300円です。

 

ほらよ、釣りはいらねぇよ。これで新しい餡でも作りな。

次郎はカウンターにキッチリ6300円を叩きつけた。

 

ラガ♪

 

ふう、意外と寒いな。

冬を予感させる風が次郎を取り巻いた。

 

続く。

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餃子荘ムロ@高田馬場

町中華の老舗。餃子がうまい。骨付き豚唐揚げも浅利もうまい。リピート確定。

3.5次郎

麺屋ごとう ラーメン 駒込

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駒込か…初めて降り立ったな。

次郎は独りごちた。

 

次郎は駒込にいた。つけ麺のうまい店があるらしいと聞いたからだった。

駒込駅を南西口に降りるとすぐロータリーがある。巣鴨駅とよく似ている。

 

南方へ駅を背にして右を見ると六義園が見える。なるほどなぁ。

 

さてと。

ロータリーを抜け、小道に入った半地下に麺屋ごとうはあった。

ここだな。のぼりがあってわかりやすいな。

カランコロン♪

いらっしゃいませー。

扉を入って右手に食券の自販機がある。店内はカウンターが7.8席。ほぼ満席。

 

ラーメン、もりそば、アツモリの3種類。うーむ…ラーメンが良いのだが…つけ麺がうまいらしいしなぁ。

 

ここは間をとってアツモリにするか。 

チャーシュートッピングだな。次郎は1000円を投入。釣りはない。  

 

ふん。

お客様こちらどうぞ。

カウンターの奥に通された。  

 

厨房の中からは仕切りに湯気が出ている。

チャッチャッチャッ。

チャッチャッチャッ。

つけ麺の水切りをしている音が聞こえてくる。

 

 

はい、アツモリお待たせ。

おお、きたな。

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おお、なんだかモチモチした麺のビジュアル。

はいよ、スープね。
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ほほう。うまそうだな。

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さてと、まずは麺か。

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うーむ、ほんとモチモチだな。
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どら。

次郎はスープにアツモリの麺をくぐらせた。

ズルズルッ、ズルズルッ。  

うーん、もっちもちだな。

ズズ。

うむ、くぐらせただけではあまり味がしないが、レンゲでスープを一緒に飲めばスープの味と麺が合わさり美味ではないか。

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チャーシューもバラ肉が柔らかく食べやすい。

ズルズルッ、ズルズルッ。

ズズ、ズズ、ズブズズー。

 

ズブズズー。

ズルズルッ、ズルズルッ。

ズブズズー。 

 

ズルズルッ、ズルズルッ、ズズズー。

ぷはー、かなりの量だなこの麺。 

 

ズルズルッ、ズルズルッ、ズブズズー。

ズズズズー、

 

ふぅ。

食ったな。

ご馳走さん。

 

ありがとうございましたー。

コロンカラン♪

いやー、食ったな、まぁなかなかだったな、しかし、やはりどんなにうまくても、ラーメンにつけ麺は勝てないな。

かっかっか。

 

次郎の笑い声が駒込にこだました。

 

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麺屋ごとう@駒込

つけ麺で有名。もりそばとアツモリがあるが、アツモリの方がうまそうたった。

3.5

 

 

 

 

 

 

 

麺創庵砂田 ラーメン 巣鴨

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ここが有名な巣鴨の商店街だな。刺抜き地蔵はどこにあるんだ?

 

次郎は巣鴨を歩いていた。

今日は生憎の雨。しかし、次郎にとっては好都合。なぜなら雨は客足を遠のかせるからだ。

これで有名店のラーメン屋の列も縮まるはずだ。

 

ここだな。

次郎は商店街を刺抜き地蔵を通り過ぎ、更に大きな神社を通り過ぎて少し歩いた先の小道を右に折れた。

 

お。

予想に反して店の前には誰もいない。

チャンス到来。

 

カランコロン♪

徐に店に入ると待ち合い席に2名分に2名座り、カウンターには席数の半分の3名が座っていた。コロナでもともとキャパのない席数が更に減っている。外待ちゼロとはラッキーだな。

 

待つ間に食券機を見ると、中華そば780円、ワンタン麺930円、日替わりセットは本日ライスがついて1000円と1150円、今日のライスは鶏節たまごかけごはんか。迷うことなくワンタン麺セットの1150円だな。別で買うと鶏節TKGは250のようだ。ルーローハン300円も気になるが売り切れか。お、チャーシュー200か。これも買おう。味卵100円か。これはいいな。

 

しめて、1450円か。

次郎は食券機に金をぶち込んだ。

 

しばらく入口付近で待つと、やがて一人帰り、待ち合い席が空いた。

更に待つこと10分、ようやく次郎に席が回ってきた。

 

食券いただきます。 

ほらよ。

次郎はいぶし銀の店主に食券を渡した。

いやがおうにも期待が高まる。

 

店主は黙々と作業をすすめている。目つきも手つきも真剣そのもの。

 

ジー

チャッチャッチャッ

 

チャッチャッチャッ

 

ごとり。

お待たせしました。

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ほほーう。これは美しいクリエイティブ。
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ツユが透き通った白河ラーメン。

ズズ。

ふぅ、ホッとする味だ。

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ほほう、ワンタンか、美しい。

ハム。

ほほう、皮がしっかりしてて、美味。

お次は麺だな。
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細縮れ麺か。まぁまぁだな。

ズルズルッ、ズルズルッ。

お、悪くない。すこしやわらかいが。

 

ズルズルッ、ズルズルッ。

もっちもちの食感たな。

 

そしてチャーシューか。
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ローストしてあって、うまそうた。

ハム。

ほほーう、うまいな。チャーシュートッピング正解だ。

 

そういえば、鶏節tkgだな。うまそうなキミだ。

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どれ。

次郎は玉子にレンゲを入れ、かき混ぜた。

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ほほー、うまそうだ。

ハムハム。

ほう、鶏も鰹節の絶妙なコラボ、こりゃたまらん。

 

ハムハム。

 

ズルズルッ、ズルズルズル。

ズズズズー♪

 

いやー、うまい。白河ラーメンは味がスッキリしていい。

 

ぷはー。

ご馳走さん。

次郎が店を出る頃には外待ちが2名。雨の中待っている。

 

いやー運が良かったぜ。タッチの差だな。

次郎は独りごちた。

天気雨のような雨粒が次郎の頬を打った。

 

続く。

 

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麺創庵砂田@巣鴨

刺抜き地蔵商店街の奥にある麺創庵砂田。白河ラーメンを出す店。スープはキリリとしてシッカリしている。具材にこだわりがあり、うまい。

脂っこくなく、リピートしたくなる味。

3.7次郎

 

 

覆面智29 あん肝ラーメン 

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あん肝ラーメン…今月はあん肝か。行くしかないだろう。おやじ! 

 

火曜の神保町。ビジネスマンと明治や日大などの大学生で溢れる街。ここに、ラーメンの真髄がある。

 

次郎はそう思いながら地下鉄の階段を蹴った。

時は9時半。早朝9時から営業する覆面智に向かっていた。

 

お、外待ちはいないな。まぁこの時間だからな。

店に入るとすぐある自販機で食券を買った。

あん肝ソース100円か。よし。次郎はラーメンとしめて1400円を投入し、食券を買った。

 

こんちは。

あいよー。久しぶりだね。 

あ、ああ。

次郎は照れながら食券を渡した。

はいよ。トッピングは? 

青唐辛子、生卵、味卵で。  

はいよー。

 

チャッ、チャッ、チャ。

 

チャッ、チャッ、チャッ。

 

チャッ、チャッ、チャッ。

 

はいよ。

ごとり、目当てのものが置かれた。

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それと、あん肝ソースね。つけて食べてよ。
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くお、なんじゃこりゃ。激うまそうじゃねーか!

次郎は独りごちた。
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火曜は塩スープの日。すっきりして、キリリとした味わいのスープ。それにあん肝のコクがまみれ、どくとくの旨味が口に広がる。

ズズズズー。

くほ、うめぇ、なんじゃこりゃ。
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たまご細麺。これが最高にうまい。このコクのあるスープによく合う。コシもあり、食べ応えもある。

ズズ、ズルズルッ。 

 

ズズ、ズルズルッ。

 

よし、あん肝につけるか。
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な、なんだこりは。うまそうだ…

ズルズルッ、ズルズルッ。

くほ、うまい!このコク、うまみ、しかししつこくない。麻薬のような味だ。

 

ズズズズー。

ズルズルッ。

 

うまかったよ。おやじ。

ありがとねー。

 

また。

 

次郎は店を出た。

しかし、既に決めていた。また明日訪れることを。

 

 

翌日。

時は9時半。次郎は、神保町の地下鉄の階段を蹴っていた。自然と小走りになる脚捌き。食べたくてたまらない。口が体を動かす。

 

く、もう外待ちか。

次郎が店に着くと、店外に待ち人の列が3名。

次郎は並ぶ。

食券先買うみたいですよ。

前の客が伝えてくる。

 

ふん、お節介やろう。そんなことは知ってら〜。

知らなかった。

く、何度行ってもシステムを覚えられん。

まぁいい。

次郎は店に入り、食券を買った。

今日は、悪い奴という濃い出し汁の日。会員と顔馴染みしか入れない日。

次郎は当然顔パス。トッピングの悪い肉をつけて1400円。

ふん、楽しみだ。

 

やがて列がはけ、次郎はカウンターに座り、食券を渡す。

2日もありがとねー。

い、いや。あん肝好きなんで…

まるで意中の女子と話すかのようなか細い返答。

ふん。

 

チャッ、チャッ、チャ。

 

チャッ、チャッ、チャッ。

 

チャッ、チャッ、チャッ。

小気味良い湯切り音が静かな店内に響く。

 

お待ちど。

ごとり。

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ぐお、なんじゃこりゃ。

やはり、悪い奴。その名の通り、悪そうな暴力的なビジュアルだ。
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卵に味卵、さらに暴力的だ。

そう言えば、トッピング言うの忘れていたが、さすがおやじ。もはや頼まなくてもわかっていたか。

次郎はほくそ笑んだ。
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く、なんというあん肝の量だ、贅沢な。

ズズ。

くほーーー!

やはり醤油だ。塩もいいが、醤油の方が遥かに旨味が増す。コクも旨味も塩辛さも満点だ。
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この悪い肉…醤油がやばいな。

ハム。

ふほーーー!

この醤油味がスープと相まって、もはや醤油だこれは。肝機能が心配だが、病みつきになる味。

そして、この麺。
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ズルズルッ、ズルズルッ。

ぐおーーー!

うまい。今日は平打ち麺か。スープをバキュームのように吸い取る、柔らかいがコシもある。細麺がすきだが、これもまたたまらん。

ズルズルッ、ズルズルッ。

ぐぐぁあぁー!

うまい。うまいよおやじ!

ありがとねー。

 

ズズズズー♪

ズルズルッ♬

ズズズズー♪

ズルズルッ、ズルズルッ♬♬♬

 

ぷはー。

ゲフッ。あっという間の時間だったな。

天国とはこのことか。

 

じゃ、またくるよおやじ。

まってるよー♬

 

ふぅ。やはり、この店は最高だな。特にあん肝。10月の火曜、水曜はあん肝。

ついつい口に出していた次郎。

 

その横を一陣の秋の風がさわやかに通り過ぎた。

 

続く。

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覆面智@神保町

10月の火曜水曜はあん肝出し汁。毎月出し汁が変わるため、常に新鮮な気分になる。しかし、この、あん肝は最強の出し汁。満足感、読後感が半端ない。

4.0次郎

 

 

 

中華そば屋おお田 ラーメン 弘前

 

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ん?こんなところにラーメン屋なんてあったっけな。

次郎は弘前で車を流していた。

時は14時。

すでに昼時を過ぎているが、その日昼を食べ損ねた次郎はラーメン屋を見たことで腹が空いた。

 

まあ、今日はここにするか。

車を止め、店に入った。

ガラ♪

 

む、席はコロナで間隔を開けているため満席だった。

 

食券機を見ると、醤油か塩かを、選ぶようだ。

次郎はお勧めとポップの貼ってある醤油にした。

んー、大盛りだな。

しめて900円。

次郎はキッチリ100玉を9枚入れた。

 

ふぅ。

暫く背後の待ち合い席で待つと、先客が一人食べ終わりそこに入り込んだ。

 

女性の客が、7人中4人。女性率の高い店だった。

 

味が薄いのかもな…

次郎は独りごちた。

 

はい、おまちどうさま。

ごとり。

ラーメンが置かれた。

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ほう、手もみ縮れ麺か。

シンプルなビジュアルだが、うまそうだ。


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どれ。

ズズ。

ほう、スッキリに見えて、煮干しが効いているな。
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そういえば、さっき、麺も2種類選べたな。お勧めの縮れ麺にしてしまったが。

ズルズルッ、ズルズルッ。

ほほう、なんだか懐かしい味。

悪くない。ボリュームもあるな。

 

ズルズルッ

 

ズルズルッ

 

うん、悪くない。

 

お、チャーシューもホロホロ系だな。うまい。

そして、しなちくは、細長いタイプ。これもうまいんだよな。

 

ズルズルッ、ズルズルッ。

ズズー♪

 

んー、煮干しが効いているな、しかし、濃すぎずいいな。

 

ズルズルッ、ズルズルッ、

ズズズズー♪

 

ごちそう、いや、結構麺があるな。

大盛りはやり過ぎたか。

 

ズルズル、ズルズル、ズルズルー。

 

ズルズルッ、ズルズルッ、ズルズルー。

 

ふぅ、ごちそうさん

ゲフッ。

 

食ったな。

あの女性客たち、やるな。

 

またな。

ラガ♪

ありがとうございましたー。

 

ふぅ、いやー、2時とはいえ食ったな。

こりゃ夜飯が、入るな十分。

はは。

 

乾いた笑い声が、弘前の街に無意味に響いた。

秋めいた風が、次郎の横を涼やかに吹き抜けた。

 

続く。

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中華そば屋おお田@弘前

煮干しの効いたラーメン屋。丁寧な作りのわかる今風なラーメン。なかなかうまい。

3.4次郎