食い倒れ 函館次郎のひとり飯道

函館次郎が世間の荒波に抗いながらひとり飯に命を捧げる物語

イエロー スープカレー すすきの

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く、どこも混んでやがる!

次郎は恩師である教授に呼ばれ、札幌にいた。

 

昼時、札幌で有名なスープカレー屋ピカンティに行ったところ、お盆で休み。その後近くの奥芝商店に行ったところ長蛇の列。仕方なく駅ビルの回転寿司根室花まるに行ったがそこも長蛇の列。

 

どこにいきゃーいいんだっ!ああっ!?

と、曇り空に強烈なメンチを切った次郎。

反応はなかった。

 

ふぅ、仕方ない。東京にもあるが、すすきののあそこに行くか。

 

次郎はタクシーに乗った。

 

すすきのだ。兎に角すすきのに急げ!

運転手に叫ぶ次郎。

はい、かしこまりました。

冷静な運転手。

 

ふん。

程なくすすきのに到着。

釣りはいらねーよ。それでガソリンでもいれな!

はい。

キッチリ1010円を渡す次郎。

 

さてと。

件の店イエローに着いた。

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お、並び列は0か。

喜び勇んで店に入ろうとすると。

ぐ、なんだ、奥にこれほど並んでいるとは…

 

くそ、ううう、仕方ない並ぶか。

 

待つこと20分。

 

お待たせしました。

やっと席に案内された。

 

さてと…

やはり、ここは人気ナンバーワンのチキンだな。

 

おい、ねーちゃん。

はい、お待たせしました。

 

チキン、辛さ4番/5、厚切りベーコン・納豆トッピングだ。

 

はい、かしこまりました。

 

さてと…

次郎の後にも15人程が待っている。8月の札幌は激混みだな。

 

ランチサービスのウーロン茶です。

 

ふん。

次郎は一気に飲み干した。

 

プハー。まだかカレーは。あぁ?

次郎は持ってきた店員の後ろ姿に向けて強烈なメンチを切った。

 

 

反応はなかった。

 

 

そうこうしているうちに、カレーが来た。

はい、お待たせしました。

ごとり。

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おお。

すごいビジュアルだ。

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なんというボリューム。ベーコンとかぼちゃのデカさは半端ない。

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舞茸もチキンもでかい。

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どれから食うか…

ま、まずは、かぼちゃだ。 

 

…く、う、うまい。

甘い。なんて甘いかぼちゃだ。

ベーコンも分厚い…

チキンはホロホロだ。

く、舞茸は…柔らかく、うまい。

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スープはクリーミーに見えるがアッサリ爽やかだ。同じ店だが、素材の味は東京店とはやはり雲泥の差だな。

 

待った甲斐があったってもんだぜ。

次郎は独りごちた。

 

むしゃむしゃ

 

ずず

 

むしゃむしゃ

 

ずず

 

うまい。

たまらんな。

 

ずず、ずず、ずずずずずー。

ふぅ、ゲフッ。

 

うまかったな。

おい、会計頼む。

1600円です。

 

なに、意外と安い。これまた北海道価格か。

最高だな。

ほらよ、釣りはいらねーよ。

これで、大きなかぼちゃでも買いな。

 

次郎はキッチリ1600円をレジに叩きつけた。

 

 

グイッ。

店に出た次郎。

 

さてと、腹ごしらえも終わったし、行くとするか。

次郎は快適な気温の中、カレーで火照った顔から爽やかな汗を流し、目の前を通ったタクシーを止め、北大方面に消えて行った。

 

 

続く。

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カレーハウスイエロー@北海道すすきの店

バランスの良いスープカレー。北海道本店の素材は抜群にうまい。

3.7次郎

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1002181/top_amp/%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoATgA

 

 

 

 

あじさい ラーメン 札幌千歳

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まだ時間があるな。

よし、ここはラーメンだな。

 

次郎は千歳空港にいた。仕事で札幌からの帰り、時間の間隙を縫い、空港でラーメンと洒落込むことにした。

 

海老ラーメンの店は常に長蛇の列。そんなラーメン屋には目もくれず、次郎は函館ラーメンあじさいに突入した。

 

ふん、ここが俺のソウルフードだぜ。

次郎は独りごちた。

 

一名様?

見ればわかるだろう。いちいち聞くな。

あちらへどうぞ。

狭めのカウンターに座った。

 

さてと、ふーむ、よし、これだ。

おい、ねーちゃん。

 

はい。

背脂チャーシュー麺イカ墨味。それと餃子だ。

 

はい。

 

久々だな♪

昔函館に住んでいた頃良く通った店だった。

思い出に浸っていると、突如沈黙は破られた。

 

はい、お待たせしました。

ごとり。

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おお!これだ!

このビジュアル!この黒さ!

 

どれどれ。

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うーん、背脂のコクとイカ墨の出汁と塩味のスープ、素晴らしいハーモニー。うまい。

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麺は細麺。さすがだ。

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かなりの量のチャーシューだ。薄くて、塩味のスープに合う。うまいぜ。

ズルズルッ

 

ズズズズ

 

はい、餃子です。

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おお、忘れてたぜ。

もしゃもしゃ。こんな味だったか?まぁいい。

 

ズルズル、ズズズズズズズ、

 

ズルズル、ズズズズー

 

ズズズズー、ズズズズー

 

ふぅ、完飲か。

ゲフッ

 

うまかったぜ。

おい、会計頼む。

 

はい、1600円です。

 

ほらよ、釣りはいらねーよ。これで新たなイカでも買いな。

キッチリ1600円をカウンターに叩きつける次郎。

 

ふぅ、しかし、空港のラーメン街は混んでるな。

そう言い汗を拭きながら、お土産街に消えて行く次郎。

 

次から次へと新たな客がラーメン屋に吸い込まれて行く。

 

夏休みも終わりに近づいていた。

夏の最後のひと時を楽しむ観光客の喧騒が空港にこだました。

 

続く。

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あじさい@札幌新千歳空港

函館ラーメンの店。コクのある塩味のスープが有名。背脂塩ラーメンのイカ墨味が特におすすめ。

3.5次郎

金の目 ラムしゃぶ 新橋

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腹が減ったな。

そうっすね次郎さん。

 

どーする?

次郎さんに任せますよ。

くそ、後輩のくせに先輩に店を探させるとは何たる奴。

しかし、自分のお眼鏡に叶う店でないと満足できない次郎。仕方なく店を検索。

 

次郎と寝屋川は銀座の休日のホコ天にいた。

次郎が必死に店を検索している間に、横目で寝屋川を見ると、どーやら彼も必死にスマホに向き合っている。

 

ほう、殊勝な心掛けだな。

次郎は独りごちた。

 

どうだ?何か見つかったか?

 

え?

気の無い返事。

 

よく見ると寝屋川はポケモンゴーに勤しんでいた。

 

なに!まさかのポケモンか!

このホコ天で人間でも捕まえようってのか!こらっ!

 

今日はボーナスデーなんすよ!次郎さんは僕に構わず店探してください。

 

くっ、なめやがって。

そうこうしているうちに次郎のスカウターが反応した。

 

ラムしゃぶ…

ふむふむ。

 

おい、寝屋川、大量の人間どもを架空のカプセルに入れたところで、素早く携帯を閉じろ!

行くぞ。

 

う、うすっ。

ラムしゃぶっすか?

いいっすね。すね。

 

 

素直な奴。まぁいい。行くぞ。

うすっ。すす。

 

 

次郎はコリドー街に向けて歩き出した。

時は夕暮れ。銀座通りは浮かれ顔たちで混雑していた。

 

 

10分ほど歩いて件の店に辿り着いた。

 

 

グィ♪

いらっしゃいませ。何名様?

2名っす。

 

こちらへどうぞ。

店内は混雑していた。子供もいる。さすが食べ放題、週末の父母の味方だな。

次郎は独りごちた。

 

さてと。

二人は席に座りメニューをみた。

コースはほぼ1つか。

よし、おい兄ちゃん。

 

はい。

 

食べ放題Bコース2人前。

 

はい、かしこまりました。

 

店員はそそくさと退散し、すぐに、鍋、肉、野菜を用意して戻ってきた。

 

おお!一気に机の上が賑やかになったな。

飲み物は?

 

生2つ。

はいよ。

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しかし、この肉の量は半端ないな。

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一枚一枚は薄いんで、1秒ほどしゃぶしゃぶしたら、二、三枚まとめて食べちゃって下さい。

 

なるほど。

わかった。

 

ビールで乾杯し、早速肉を投入した。

 

 

瞬く間に色が赤から白に変わり、食べごろとなる。

 

先輩、いっちゃいましょう!

ああ、わかってるよ。

 

オリジナルのタレを用意して、薬味をぶち込み、肉をまとめて口の中に放り込んだ。

 

ほう、なんの臭みもなく、柔らかく食べやすい。うまいじゃねーか。どんどんいけるな。

 

すね!

 

しゃぶしゃぶ

 

むしゃむしゃ

 

しゃぶしゃぶ

 

むしゃむしゃ…

 

始めから3皿あった肉皿があっという間に1皿になった。

 

おい、寝屋川。

なんすか?

 

味変といくか。

いいっすね!

 

おい、ねーちゃん。

はい。

 

ポン酢頼む。

有料ですがよろしいですか?

 

当たり前だ。俺を誰だと思ってる?

 

はい、どうぞ。

すぐにポン酢を持って戻ってくる店員。そして、頼んでもないのに、肉皿も持ってきた。

 

追加されますよね?

あ、ああ。

 

勢いに押される次郎と寝屋川。

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しゃぶしゃぶ

むしゃむしゃ

 

お、やほりポン酢の味変いいな。

オリジナルとポン酢を交互につける次郎。 

素晴らしい作戦だった。

 

しゃぶしゃぶ

むしゃむしゃ

 

しゃぶしゃぶ

むしゃ…

 

お肉追加いります?

と店員。

いります?、もなにも皿を置く気満々じゃねーか。

 

じゃ2皿。

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まるで椀子ラムだ。

 

しゃぶしゃぶ

むしゃむしゃ

しゃぶしゃぶ

むしゃむしゃ

 

お客さん、濁り日本酒もどーぞ。野菜も持ってきました。

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頼んでもないが追加される。

しゃぶしゃぶ

むしゃむしゃ

しゃぶしゃぶ

むしゃむしゃ

 

無心、そして無会話で食べ続ける次郎と寝屋川。

 

ゲフッ

 

寝屋川よ。

なんすか?

 

そろそろ限界だぞ。

そうっすね。

 

お客さんお肉いきますよね?

あ、あぁ。

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しゃぶしゃぶ

むしゃむしゃ

しゃぶしゃぶ

むしゃむしゃ

 

 

あ、ねーちゃん。

追加ですか??

 

い、いや、もうストップだ。

はい、かしこまりました。

じゃ、最後の一皿と、

締めのラーメンおいときまーす♪

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しゃぶしゃぶ

むしゃむしゃ

しゃぶしゃぶ

むしゃむしゃ

 

 

ゲフッ

 

 

寝屋川よ。

なんすか。

 

…もう食えん。

…そうっすね。

 

 

じゃこの肉食っていきましょう!

そうだな。

 

 

おい、会計頼、ゲフッ、む。

 

はーい。

10020円です。

 

流石は食べ放題。安い。

一体俺たちは何皿食べたんだ。

8皿ぐらいすか?

 

……

 

 

よし、釣りはいらねーよ!

先輩あとで払いますねー。

 

キッチリ10020円をテーブルに叩きつけ、席を立つ二人。

 

 

ありがとうございましたー♪

 

グィ♪カランコロン♪

ふー。

腹に手を当てて、顔を見合わせる次郎と寝屋川。

 

 

先輩、コーヒーいっちゃいます?

だな。

 

二人は店を出てコリドー街を抜け、スターバックスへと消えていった。

 

 

熱い残照が街の空気にわずかに残っていた。

 

 

続く。

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金の目 ラムしゃぶ@新橋

https://s.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13019277/

ラムしゃぶ食べ放題の店。ラムは柔らかく、接客は爽やかで、肉は惜しげもなく椀子そば方式でどんどん出てくる。何皿食べたかも忘れるが、アッサリ食べれてしまううまさ。ポン酢の味変追加は必須と見た。2時間飲み食べ放題だが、1時間もあれば満腹。コスパ最高。

 

3.6次郎

 

 

 

 

かづ枝 白河ラーメン 新白河

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ちっ、なんもねーな。

 

次郎は知り合いの住む新白河駅にいた。

福島に近いとはいえ、新白河も暑い。

まもなく東京への帰り道。まだ新幹線の時間に余裕があった。

 

 

そういえば、あいつ言ってたな。駅前に白河ラーメンの店があると。

 

 

行ってみるか。

次郎は独りごちた。

 

駅前だと言ってたな…おっ、あったあった。

 

かづ枝

それっぽい名前だな。

 

ガラガラ♪

いらっしゃい。何名様?

1人だ。

カウンターどうぞ。

 

次郎はカウンターのふちに座った。

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むぅ。迷うが…ラーメンだなやはり。それと、餃子もいこう。

 

おばちゃん

ラーメンと餃子頼む。

あいよ。

 

ふー、店内は混んでいた。なかなかの盛況ぶりだ。

 

次から次へとラーメンが運ばれてくる。

そろそろか。

 

ごとり。はい、お待ちどおさま。

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餃子ね。

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昔ながらの…という感じか。

さて、

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手打ち麺とのことだが、

ズルズルッ

ほお、なかなか歯応えがあるな。うまいな。

味もシンプルな醤油味。

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チャーシューが分厚いな。しかし、固すぎず、うまいな。いくらでも食べれるな。

餃子はどうだ?

ほぉ、餃子の皮が、柔らかく、味もしっかり付いている。うまいじゃねーか。

 

ズルズルッ

 

ムシャムシャ

 

ズルズルッ

 

ムシャムシャッ

 

ふー。うまかった。

おい、会計だ。

900円です。

 

ほらよ。これで新しいそば粉でも買いな。

次郎はキッチリ900円をカウンターに叩きつけた。

 

ガラガラ♪

ふー、しかし暑いな。

次郎は新白河駅に向かって歩きだした。

夏の日差し次郎の背中を突き刺す。

 

まだまだ夏は終わらないってか。

駅の木陰でヒグラシが鳴きはじめていた。

 

続く。

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かづ枝@新白河

白河ラーメンの店。あっさりシンプルな醤油味。餃子もうまい。ホルモン焼きにそそられたが次はそれか。

並ぶほどは混まないので入りやすい。

3.3次郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覆面智19 かます出汁 神保町

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お、おやじっ!

やっぱりこれだよ、こーでなくちゃなニッポンの味わよぉ!

次郎は一人むせび泣いた。

 

長期海外から帰ってきた次郎。日本の味が恋しくなっていた。

帰国早々、台風の最中、次郎は結局、神保町の覆面智に脚を向けた。

 

き、今日はカマス出し汁か!

新しい暖簾なんかも出しちまって…

期待に胸が膨らむぜ!

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ガラガラ♪

 

お、いらっしゃ~い。

久しぶり。

 

ど、どうも。

返事のぎこちない次郎。

しかし、嬉しい。

 

トッピングは?

もやし、味玉、青唐辛子で。

 

もやしは、今日はぶつかるかもしんねーなぁ。

じゃあ、生卵で。

 

はいよ~

 

次郎は注文が終わると水をがぶ飲みした。

 

チャッ、チャッ、チャッ

 

チャッ、チャッ、チャッ

 

チャッ、チャッ、チャッ

 

これだよ、この音だよオヤジ!

期待は更に膨らむ。

 

はいよ。お待たせ~

ゴトリ。

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おお、味玉と生卵のコラボ。美しい。

シンプルな黒いビジュアル。期待が高まるぜ。

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くっ、うまそーだ。

ズルズルッ!

次郎は勢いよくかきこんだ。

ぐお!

うめぇ!

カマスの出汁がきいてる。卵細縮れ麺がまた絶妙だ。

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いかん、スープを飲むのを忘れていた。

ズズズズー

 

うまい!なんだこりゃ!シンプルだが味に深みがある。そして、スッキリした味わいが青唐辛子に見事にマッチ。

そして、チャーシューとのコラボ。

たまらんな。

 

 

ただいま、おやじ。

次郎は独りごちた。

 

ズルズルッ

 

ズズズズー

 

ズルズルッ

 

ズズズズー、ズズズズー!

 

 

ふぅ、あっという間に完食だ。

うまかった。

 

 

ごちそうさん。また来るぜ!

 

行ってらっしゃ~い♪

 

ガラガラ♪

おやじの声を背中に浴びながら外へ出た。

雨は小雨だが、風が強い。

 

しかし、そんなことはどーでもよかった。

やはり、日本には素晴らしいラーメンがある。

それを確認できただけで充分だった。

 

続く。

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覆面智@神保町

この日はカマス出し汁のラーメン。

シンプルだが深い味わいの出し汁。見事なバランス。

3.7次郎

 

 

 

Vecchia Roma

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確かこの辺だな。

お、あったあった。

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ローマ・テルミニ駅からメトロで一駅Emanuel から徒歩五分のところにあるリストランテ

“Vecchia Roma”

次郎はコロッセオからの帰り道、ランチを探していた。この店もいろいろ事前に調べた結果、良さそうな店の一つだった。

 

グイ♪

一人だ。

 

Prego.

忙しそうな店内。次郎は2名掛けのテーブルに案内された。

 

さてと…

暑いしな。

 

よし、ねーちゃん。

Si.

まずはビールだ。それと、ムール貝、グリーンサラダ、ペスカトーレを頼む。

 

Si.

 

ふぅ。暑かったなぁ。ローマの夏は日本と同じだな。早くビールが飲みたいぜ。

 

Prego.

来た来た。

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くー、うまい!やはりビールだな。ビールを飲むと貝が食いたくなるな。

 

Prego.

グッドタイミングだぜ。

次郎はひとりごちた。

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ほほぅ、うまいな。身もしっかりしている。出汁もトマトベースでうまい。これはやばいな。バゲットが出汁を吸ってうまいぜ!

 

Prego.

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ほう、このサラダ人参がたくさん入って。次郎はバルサミコ酢とオリーブオイルをたっぷりかけた。

お、やはりうまい。癖になっちまった。バルサミコ酢は日本でも、可能性あるな!!

テンションの上がる次郎。

 

Prego Shinore.

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来たな。うまそうだ。

ズルズルッ

うまい!このペスカトーレ、さっきのムール貝と同じで出汁が効きまくっていて、それにトマトとニンニクがプラスされ、絶妙な味に。

 

ズルズルッ、

うまい!!

ここも当たりだ!

 

ゲフッ

昼なのに腹一杯食っちまったな。

これは、午後また歩かないとな。

 

おい、ねーちゃん、会計頼む。

40€ Perfarvore.

 

ほらよ。ピッタリだ。

Grazie.

 

グイ♪

さてと、暑いな…とりあえずジェラートでも食いにいこう。

そう言うと、容赦のい日差しの中、次郎はローマ・テルミニ駅に向かって歩いていった。

 

 

続く。

 

Vecchia Roma,

@Via Ferruccio, 12/b/c, 00185 Roma RM,

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魚・トマト料理がうまい。出汁がどの料理にもいている。値段もリーズナブル。

 

3.8次郎   ローマNo.2のうまさ。

 

 

 

I Buoni Amici, Roma

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こりゃうまそうだな。

次郎はローマのメトロA線のスパーニャ駅から電車を待つ間に、今夜の夕飯の店を探していた。誰かの現地ブログやトリップアドバイザーを検索しまくり、一軒の店にたどり着いた。

 

I Buoni Amici 

ローマ地下鉄A線Manzoni 駅で下車し、徒歩五分ほどのところにその店はあった。

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このあたりはあまり観光地化されていないな。そして、この店、さっきから地元人ばかり入っていくぞ。これは当たりの予感だ。

 

次郎が店に近づくと、

Are you Mr.Hakodate?

 

Si. おお、出迎えてくれたか、一本電話を入れた甲斐があったな。

 

Prego.

次郎は予め用意された先に座った。店内は既に満席に近い。給仕の店員もスカーフを肩に掛け、雰囲気がある。

 

これはますます当たりだな。

次郎は独りごちた。

 

さてさてと。

次郎はメニューに目を通した。

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ふんふん、どれも捨てがたいな。そして安い。やはり地元価格だな。

 

それではと。

へい、オヤジ!

Si.

 

サラダ、ボンゴレビアンコ、魚介リゾット、更には、うう、グリルした海老も頼む。それと白ワインだ。

 

Si....

 

一瞬怪訝な顔をされる次郎。

きっと多すぎだよな。いいんだ、それが俺の流儀だ。気にするな。

次郎は軽く咳払いをした。

 

Prego.

まずは白ワインが運ばれて来た。手に取るや否や次郎はそれをがぶ飲みした。昼間の暑さで喉が渇ききっていた。

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スッキリと飲みやすい。

目の前の別のテーブルには、料理がどんどん運ばれて、地元民が楽しげに食事をしている。どれも一皿の量が多い。

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これはまずいな…ええい、ままよ。

体力の限界まで喰らうのみだ。

 

Prego.

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うまそうなサラダだな。バルサミコ酢とオリーブオイルをたっぷりかけてと。

 

お、うまい。このバルサミコ酢は慣れてくると癖になるな。なんにでもかけたくなるぜ。

 

Risotto, Prego.

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おう、きたな。どれどれその実力は??

ぐぉ、うまい!派手さがないのに出汁が効きまくりだ。タコ、エビ、イカ、浅利、ムール貝、やばいな。米のしっとり感も半端ない。うまい。

 

Pasta, prego.

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来たな。うまそうな匂いがプンプンするぞ。

ぐほ!うまい!浅利の出汁、オリーブオイル、ニンニクが素晴らしいハーモニーだ。浅利の身もうまい。そして、パスタの茹で加減は完璧だな。この店、ヤバいぞ!

 

ズルズルッ、ズルズルッ

ゲフッ

ヤバいな、もう限界に近い…

 

King Prawns Prego.

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ぐお、ここに来てこの大将格。全ては俺の責任だ。

バリバリッ

次郎は殻を剥きながら、エビにかぶりついた。

うお、なんだこのエビのエキスは。臭みもなく、味もいい。ぐおー、うまい。

 

 

今夜腹痛に襲われても仕方ない。

バリバリッ

バリバリッ

 

ゲフッ。

もう食えん。

 

おい、オヤジ会計だ。

Si, Shinore.

53€.

 

こんだけ食ってこれか。やばいなここは。

ありがとよ。最高だったぜ。

 

こりゃひょっとすると、ひょっとするな…

次郎はそう独りごち、店を出た。

 

翌日。

 

Welcome again, Shinore,

ふふ、結局また来ちまったよ。

次郎は2日連続でこの店に来た。あまりにうまい料理の数々に魅せられた結果だった。

 

さてと、昨日食えなかった、

タコのサラダ、ムール貝、海鮮トマトパスタを頼む。それと白ワインだ。

Si. Shinore.

 

Prego.

まずは白ワインをまたもがぶ飲みする次郎。

プハー。やはりスタートはこれよ。

 

Prego.

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来た。これだ。うまそーだー♪

うお、柔らかい、素晴らしい酸味。やはり、俺の目に狂いはなかった。うますぎるぜ。

 

Mussels Prego.

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く、シンプルだが出汁が効いててうまい。レモンが良く合うな。いくらでもいける。

 

Pasta Prego.
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こりゃまたえらいこっちゃ。

うまい。

パスタの茹で加減、トマトと魚介の出汁のマリアージュが完璧だ。完敗だよ。

ふぅ、うまかったな。

 

 

そして、

実は頼んでみたかったリモンチェッロ

おい、オヤジ、リモンチェッロ頼む。

Si.
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速いな。

よくかき混ぜてと。

うお、この白いのは生クリームと思いきや、シャーベットか。酸っぱめのリモンチェッロによく合うな。

 

大満足だよオヤジ。

Grazie.

 

会計頼む。

Si.48€ Perfarvore.

 

ほらよ。むしろチップもやるぜ。それで新しいスカーフでも買いな。

そう言うとキッチリ48€をテーブルに置く次郎。

 

グイ♪

しかし、21時なのにまだ明るいな。さすがローマだぜ。

 

少し出た腹を抑えながら、次郎はローマの街に消えて行った。

 

続く。

 

 

I Buoni Amici, Via Aleardo Aleardi, 4, 86100 Roma RM, イタリア

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3.9次郎

ローマ一押しのリストランテ

魚介がめちゃうまい。ボンゴレはおススメ。