お、なんか蕎麦屋があるな。
次郎は弘前城そばを歩いていた。
時刻は11時半。
うーん、そろそろ昼飯にしてもいいなぁ。
と思ったら蕎麦屋。
岩…
いわ、がん?どっちだ?
まぁいいか。よし、はいってみるか。
ガラ♪
いらっしゃいませ。
次郎はカウンターに座った。席はカウンター7、8席のみ。
なるほど。二八蕎麦か。
天ぷらにしよう。
よし、あったかい天ぷら蕎麦。
はい。
そういうと、お新香が置かれた。
美しい。
カリ♪
お、梅味が。うまい。あと引くな。
カリ♪
すっぱ!
いいな。
はい、天ぷら蕎麦です。
おお、別盛りか。見事なビジュアルだ。
ボリューム満点だな。
どら。
サクッ♪
サックサクだな!うま!
塩欲しいな。
塩ください。
はい、どうぞ。
サク♪
うま、塩気がまた格別。
どら。
ズルズルッ♪
そばも腰がある。うまい。出し汁の塩気がうまい。俺好みだ。
ズルズルッ。
そして、天ぷらをドボン。
サク、ジュワー♪
やはり、蕎麦出し汁にこの天ぷら合うな。
ズルズルッ♪
ズルズルッ♪
ズズズズー♪
うまかったなぁ。当たりだ。
会計頼む。
1100円です。
ほらよ、釣りはいらないぜ。
それで新しい塩でも買いな。
キッチリ1100円を次郎はカウンターに叩きつけた。
ラガ♪
ありがとうございましたー。
ふぅ、お、寒いと思ったら雪か。
次郎の丸めた背中にふわりと雪が舞い降りた。
岩@弘前
蕎麦屋。シンプルだがキリっとした味。天ぷらがサックサク。蕎麦は細いが腰がある。二八蕎麦。
3.5次郎