函館次郎の独りごち飯。

東京近郊のうまくて並んでない店を探す男のドラマ

極ラーメン ラーメン 弘前

 

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ここだな、極めんは。

次郎は黒石市での講義のあと、車を弘前に向かって走行していた。時は18時50分。夜飯には丁度いい頃合だった。

 

そういえば、シニアアソシエイツの柳沢が腹が減るとこの極めんに行っていたと言っていたな。ふん、あの業突く張りが!しかし、そこに来ちまう俺も俺か…

次郎は独りごちた。

 

ここだな。
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すでに腹にたまりそうな絵だぜ。

ガラ♪

いらっしゃっい。

先客は1名。

少ないな。まぁいいか。

さてと…

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これは2番の豚入り醤油極めんだな。トッピングは、野菜だな。1100円か。

次郎は食券を買い、空いてるカウンターに座った。

 

食券をスタッフに渡す。そして座ると同時に置かれた水を飲み干した。
ふぅ。

 

中から麺を茹でる音が聞こえてくる。

 

ちゃっちゃっ。

 

ちゃっちゃ。

 

ちゃっちゃっちゃっ。

 

お待たせしましたー。

ラーメンが置かれた。
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ぐお!なんだこりゃ。そしてこの皿は…

あぁ、こぼすからか。それにしても、ものすごい量だ。

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指でも。
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ポケットティッシュでも…
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さてと、何から…肉が分厚すぎる。スープがすくえん。

まずはそのまま肉だな。

分厚い…お、味はしっかり甘じょっぱい。食べやすく適度に歯ごたえがある。なかなかうまいぞ!
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やっと。スープが見えた。

ズズ。

むぅ、むしろ予想以上に音無しめだな。しかし悪くないだろう。

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やはりな。麺にたどり着く前にこのモヤシの山を登らんとならんな。

 

シャキシャキッ

 

シャキシャキッ

 

うん、悪くない。

麺の代わりのモヤシのようだ。

感覚的にはヘルシーなラーメン味のサラダだな。

 

シャキシャキッ

 

シャキシャキッ


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ようやく見えたな。

麺よ。

おお、麺よ!

細麺か。悪くないぞ。

ズルズルッ

シャキシャキッ

うん。うまい。

 

ズルズルッ

シャキシャキッ

モヤシが相変わらず無くならないな。

モヤシで腹が一杯になるからむしろヘルシーかもしれん!

 

ズルズルッ

シャキシャキッ

 

ハムハム

チャーシューも無くならん。

 

ズルズルッ

シャキシャキッ

ハムハム

ズルズルッ

シャキシャキッ

ハムハム

ズルズル、ズルズル

ズズズズ

ハムハム

シャキシャキッ

 

ゲフッ

ふぅかなりハードな戦いだった…

 

ごちそうさん

ありがとうございましたー。

ラガ♪

 

ふぅ腹が一杯だ…しかし中々うまかったな。単なるインスパイア系でないところが好感触だ。

 

バタンッ

ブロロロロー♪

 

次郎は車を発進させた。

真っ赤なテイルランプの残像が、春めいた夜の街にゆっくりと溶けていった。

 

続く。

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極めん@弘前

二郎インスパイア系のような見た目だが、麺が細麺で、見た目より良い意味で上品。味はしっかりしてチャーシューも脂すぎず食べやすい。

当たりの一店。

3.4次郎