函館次郎のひとり飯クエスト

函館次郎がうまい飯を求めて彷徨い、独りごちる至福の物語。

オールウェイズ ラーメン 青森

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こんなところにラーメン屋か。

いま、11時28分か。

スキーに行く前に腹ごしらえといくか。

次郎は青森市から八甲田山に向けて車を転がしていた。

途中、数軒のラーメン屋を通り過ぎたが、この後はもう店がなさそうなあたりで、最後の一軒を見つけた。

 

オールウェイズ 。

 

三丁目の夕陽店ではなさそうだな。

次郎は独りごちた。

 

ガラ♪

いらっしやーーい。

威勢のいい声が響く。

食券機で眺めていると、醤油、煮干し、塩とあった。

ふーむ。塩だな。

次郎は直観で塩にした。

780円か。まぁそんなものだろう。

次郎は食券を店員に渡し、カウンターに座った。

 

さてと。

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なるほど、いろいろうんちくがあるな。

 

ーチャッ、ーーチャッ♪

長めの湯切り音が響き。ふと見上げると、店主がゆっくりと丁寧に湯切りを行い、麺を綺麗に整えながら慎重にうつわに入れている。

 

それが終わると新しい器に、湯を入れ、それを捨てると、ゆっくりと返しを入れる。分量もおたまに丁度すりきり一杯を注意深く計りながら入れる。

かなりの丁寧さ。性格が伺える。

 

はい、お待たせしました。

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ふお!!こりゃ綺麗だ。スープの色も麺もチャーシューも。期待できるぞ!

次郎は興奮していた。
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ほほーう。透明だ。

ズズズ。

ふむふむ、スッキリとしているがやや濃厚。煮干しが上品に効いてるなぁ。
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細麺、ストレートか。

ズルズルッ。

ほほう、柔らか目の麺。スッキリ塩には丁度いい。
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シナチクもでかい。

歯ごたえがいい。味も濃い目だな。
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美しいポークだ。

次郎はチャーシューを頬張った。

やわらかいな。味も塩が効いている。ラーメンとの相性も抜群だな。
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そして、この鳥肉。

ほほう、これまた塩味が効いて、スープと相まって美味!

こりゃいい。

店主の神経質なまでのこだわりが、このラーメンの質を上げているのは間違いない。東京の鯛ラーメンみたいだな。

 

ズズズズー。

ズルズルズルー。

ズズズズー。

うまい。ハイレベルだ。

ズズズズー。

ズルズルー。

 

プハー。うまかったなー久々に。

気がつくと店は満席だった。そうかそうだろうな。さすが皆んな鼻が効いやがる。

 

あばよ。またくるぜ。

ラガ♪

次郎は席を立ち、扉を開けた。

 

ほほう。やはり山の麓だ。寒いぜ。八甲田山が近いわけだな。

ブロロロー♪

次郎は車を発進させた。

 

冬だというのに額から汗を流す次郎。窓ガラスを開けると冷たい外気と雪の結晶が車に入る。

寒いわけだな。

次郎は独りごち、窓を閉めた。

 

続く。

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オールウェイズ @青森

とにかくビジュアルが美しい。仕事はかなり丁寧、面の入れ方や出汁の入れ方に店主の気合が現れている。

味はスッキリ系コクうま系。上品なにぼし風味がちょうどいい。鳥チャーシューにも塩味が効いてる。東京に出ても売れる。

3.6次郎