函館次郎のひとり飯クラブ

函館次郎がうまい飯を求めて彷徨い、独りごちる至福の物語。

珈琲詩人 喫茶店 五所川原

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ここか、柳沢が言っていた店は。

次郎は五所川原でフィールドワークを終えたあと、弘前に帰る道すがらシニアアソシエイツの柳沢がうまいと言っていた喫茶店のハンバーグを食いに来ていた。

 

単なる喫茶店に終わらないといいが…

次郎は不安になりながらも、店のドアを叩いた。

カランコロン♪

はい、いらっしゃいませ。お一人様?

見ればわかるだろう。

 

こちらへどうぞ。

ウッドベースが目の前に置かれた席に案内された。

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ふーん。味な真似を。
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アイスコーヒーをこんな目立たせなくても…

まぁいい。

次郎はメニューをとった。

これか、ハンバーグセットは。

 

おい。

ハイ。

ハンバーグセット頼む。

ハイ、かしこまりました。

 

さてと。特段やることもないか。

次郎は手元の水をがぶ飲みした。

 

はい、お待たせしました。

お、来たな。

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なかなかの美しいクリエイティブ。

まずはサラダから。

ふむ。

ドレッシングがうまいな。

 

さてと。

次郎はハンバーグにナイフを入れた。

 

ほう。ぎっしり系のハンバーグ。

次郎はおもむろに肉塊を頬張った。

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ほほう。ジューシーな歯ごたえ、幾分甘めのデミグラス、バターが溶け出しそそる風味を加え、ベーコンが野獣性を加える複雑な味。なかなかいいじゃないか。柳沢。ええ!

次郎は二口目を頬張った。
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今度はベーコンを多目に、肉塊を更に肉で巻く重ね着戦法。年寄りの胃袋ではひとたまりもないだろう。しかし、この暴力性、魅力的だ。

 

むしゃむしゃ。

パクパク。

むしゃむしゃ。

パクパク。

 

ゲフッ。

食ったなー。ボリューム満点だ。

 

食後のコーヒーです。

ベストのタイミング。

なんだお前らは、ベスト電器の社員か!

次郎は独りごちた。

 

 

ズズズ。熱ッ。

アイスにするんだったぜ。

まぁいい。

 

おい、会計頼む。

ハイ。

1200円です。

 

ほらよ。釣りはとっときな。それでアイスコーヒー以外の札でも買いな。

 

次郎はきっちり1200円を、金皿に叩きつけた。

コロンカラン♪

ありがとうございましたー。

 

さてと、弘前に帰るとするか。

バタン♪

次郎は車に乗り込んだ。

 

夕方の風は冷たく、既に秋がその辺りに座っている気がした。

 

 

続く。

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珈琲詩人@五所川原

ランチをやってる喫茶店。ハンバーグ定食がおススメ。

3.3次郎