函館次郎の独りごち飯。

東京近郊のうまくて並んでない店を探す男のドラマ

倉崎 ラーメン 弘前

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ここかぁ。

次郎はシニアアソシエイツの柳沢に言われたラーメン屋、倉橋に来ていた。

ん?倉崎じゃないか、柳沢の野郎!

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まぁいい、どーやら駐車場はここだな。

ガラ♪

店内は広かった。すぐに小さな食券機があった。

柳沢は白菜味噌ラーメンがうまいと言っていたが…いや、今日はこの坦々麺だな。

次郎は坦々麺と生姜焼きご飯のボタンを強く押した。

800円に300円か、まぁまぁするな。

次郎は食券をカウンターで店主に渡すとそのまま着席した。

隣のおやじを一瞥し、セルフの水を入れた。

席に座るやいなや、水をがぶ飲みした。再び隣のおやじを一瞥すると、水を入れた。

席に着き、一口飲み干したところで、隣のおやじは席を立った。

どーやら、次郎の一瞥がプレッシャーになったようだ。

 

クククッ。

俺の目力の前にひれ伏すが良い。

次郎がほくそ笑んだとき、ラーメンが着弾した。

 

お待たせしました。坦々麺と、生姜焼きご飯です。
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ほう。なかなかのクリエイティブ。
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こっちのご飯は玉ねぎが多いな。

メニュー表に、坦々麺はゴマではなくクルミを砕いて使っているとこれ見よがしに書いてあった。

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ほう。たしかにクルミだ。言われてみれば先程からキッチンの中でガーガーミキサーを回して何やら砕いている音がする。おそらくクルミだろう。

うむ。この赤い色とは裏腹に甘いな。辛味を想定していたが、どちらかというと女性向けとみた。

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麺は細麺を選んだ次郎。

まぁそうだろうな。

ズルズルッ。

うん。なかなかのコシだ。

ここで飯を一口。

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生姜が効いてるな。飯の量が多いな。この辺のサラリーメンズ向けか。

 

ズルズルッ。

むしゃむしゃ。

 

ズルズルッ。

むしゃむしゃ。

 

ズルズル、ズズズズー。

最後に白飯を坦々麺汁にダイブしてっと。

 

うん、だよな。

次郎は独りごちた。

 

ゲフッ。

いやー。食ったな。

 

さてと、行くとするか。

次は白菜味噌ラーメンだな。

 

あばよ。またな。

ありがとうございましたー。

ラガ♪

 

うお、暑い。まさに弘前も夏がピークだな。

車も熱いぜ。

 

バタン♪

次郎は車に乗り込むと、エアコンを最強にし、黒石方面へ走り去った。

 

立ち去った後、駐車場では、先程のおやじがタバコを吸いながら次郎の車を一瞥していた。

 

続く。
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倉崎@弘前

白菜味噌ラーメンか坦々麺がおススメのラーメン屋。少し甘めで優しい味。女性向けか。店内は結構広い。車も停めれる。

3.3次郎