函館次郎のひとり飯グルメ

函館次郎がうまい飯を求めて彷徨い、独りごちる至福の物語。

満来 ラーメン 弘前

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万来〜万来〜♪っと。

次郎は弘前で車を転がしていた。時は12時。昼飯時。

シニアアソシエイツの柳沢に聞いた餡掛けラーメンやを探していた。

城東地区を奥へ奥へ入って行った川沿いにその店はあった。

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お。ここか!

バタン♪

車を停めて車を降りた次郎に容赦のない夏の陽射しが照りつける。

ふぅ。あじーな。暑いがラーメンはいけるな。

ガラ♪

店内は待ち人こそいないものの、20席ほどある席は満席だった。

ほう。なかなかの盛況ぶりだ。

柳沢め、なかなか良さそうな店を知ってるな。そこだけは褒めてやろう。

 

お客様、空きましたのでとーぞ。

おう。

カウンターに着席した。

キッチン内は開放的で、女将が大きな鍋を操っていた。カウンターには母と思しき初老の女性が注文を取っている。
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さてと。メニューはシンプルだ。
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ここは満来めんに行くべきだろうが…満来飯のほうが惹かれる。

ふと、隣のオヤジを見ると、ちょうど満来飯を食べ終わったようだった。

暑いしな。よし。

 

おい。

はい。

満来飯で。

はい。

そういうことにした。

 

次郎はセルフの水を取ると、がぶ飲みした。続けざまに二杯飲み干した。

ふぅ。暑いぜ。

 

ガサン、ガサン♪

ガサン、ガサン♪

女将が大鍋を操る。

 

はい、お待たせしました。

次郎の満来飯が着弾した。f:id:hidekinghenry:20190718200012j:image

ほう。曰くありげなビジュアル。f:id:hidekinghenry:20190718200016j:image

餡が熱々だな。こりゃ飯で正解だ。f:id:hidekinghenry:20190718200053j:image

くお、熱々だ。

次郎は餡掛け飯を一口頬張った。

 

ふほ!

はふ!はふ!

ぐ、しかしうまい。なんとも言えない辛さ。そして塩加減。通常餡が暑すぎるか味がないかということが多いのだが、ここの餡は塩と醤油の加減も絶妙で、熱過ぎない。キャベツもシャキシャキしている。こりゃ満席になるわけだ。

 

おお、紅生姜があるじゃないか。

次郎はカウンターに置いてある紅生姜をたっぷりかけた。

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これよ、これ。

どらどら。

 

ほう!やはり大正解だ。紅生姜が更に餡の味を引き立てる。こりゃ止まらんな。

 

むしゃむしゃ。

むしゃむしゃ。

むしゃむしゃ。

 

ズズズズ。

付け合わせのラーメンのスープも飲みやすくていい。

 

むしゃむしゃ。

むしゃむしゃ。

ズズズズー。

 

むしゃむしゃ。

むしゃむしゃ。

 

ふぅ。ごちそうさんっと。

いやー、うまかったなこりゃ。

柳沢め。

 

おい、会計頼む。

650円です。

 

そして、安い。

柳沢めがっ!

次郎は独りごちた。

 

釣りはいらねーよ。紅生姜でも買い足しな。

次郎はキッチリ650円を母女将に乱暴に握らせた。

 

ラガ♪

暑っ!

容赦のない夏の陽射しが次郎を再び照りつけた。

車の扉を開けると中は温室だった。

バタン♪

次郎は何度かドアを開け閉めして車内の温度を下げた。

 

ふぅ。あぢ〜。

さてと、行くとするか。

次郎は車内のクーラーを全開にし、アクセルを踏み込んだ。

 

次郎の前方にはゆらゆらと陽炎が踊った。

 

続く。

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満来@弘前

餡掛けラーメン屋。シンプルなメニュー。開店時間は昼のみ。弘前のサラリーメンで混み合う。絶妙な餡の味でうまい。

3.5次郎