函館次郎のひとり飯グルメ

函館次郎がうまい飯を求めて彷徨い、独りごちる至福の物語。

龍眉虎ノ尾② 黒酢酢豚 中華 西麻布

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だ、ダメだ、我慢できねえ!!

次郎は自転車に乗った。

 

青山を通り過ぎ、西麻布の交差点に出た。偉そうに走る白バイに一瞥をくれると交差点を渡り、目当ての店、龍眉虎ノ尾に着いた。

 

一度牛バラ土鍋麻婆定食を食べ、気に入った店。しかし、その時隣の女が黒酢酢豚を食べていたその黒色感を忘れることができなかった。

 

牛バラ麻婆定食がうまかっただけに、きっと黒酢酢豚も間違いないはず…そう確信していた。

 

ガラ♪

お一人様?

見ればわかるだろう。

次郎はカウンターに案内された。

 

さてと、メニューを見るまでもないが…

ぐ、羊肉とクミンの炒め定食、牛角煮と卵の土鍋定食、、、うまそうなメニューがつらつらと…

い、いかんいかん、目移りしやがって!俺としたことが。し、しかし…

 

おい。

はい。

く、黒酢酢豚を頼む。

はい、かしこまりました。

 

ふぅ、危なかったぜ。

やられちまうところだった。

まさに危機一髪だったな。

 

 

はい、どうぞー。

隣の客に羊肉とクミンの炒め定食が運ばれてくる。青々しいネギがうまそうだ。

く、え、ええい、未だに迷うとは…この店…

 

最高かよっ!!

次郎は独りごちた。

 

お待たせしました。酢豚です。

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うお。素晴らしいクリエイティブ。

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なんて黒酢!酸っぱくてうまそうだ!!f:id:hidekinghenry:20181217143015j:image

脇を飾るこの卵海苔スープも中々だ。f:id:hidekinghenry:20181217143009j:image

飯わかめご飯か。ひと手間かかった仕事ぶりが期待させる。

次郎はおもむろに酢豚に箸を入れた。

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うお!肉がでかくて、且つぎっしり!

黒酢もたっぷりつけてと。

 

ぐお!!うまい!なんじゃこりゃ!

酸っぱくて甘くて、揚げたての豚肉の衣がジュワっと暑く、それを包む酸っぱ甘い黒酢と相まって口の中が幸福で満たされる。やはりうまい。

 

二口目はやはり。

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こういうことだよな。わかめご飯の上にバウンドさせた酢豚。黒酢が白飯に絡まる。

うまい!パリパリの外側がほんとにうまいな!

 

この蓮根もでかいが…

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うまい!やはりな!サクサクして、それがこの黒酢に絡まるとまた表情を変える。くっ、うまいぜ。牛バラ麻婆もうまいが、この酢豚もうまい。

 

次郎はメニューを見返した。

羊肉のケッパーぴり辛炒め…うまそうだ。

また来るしかねぇな。

こんなにリピートしたくなる店も中々ないぜ。

 

ゲフッ

ふー、一気に食ったなぁ。

ズズズズ。

セットの中国茶をのんだ。これも中々。

 

おい、会計頼む。

はい、1200です。

ほらよ。釣りはいらねーよ。

次郎はキッチリ1200円手渡した。

 

それで新しい豚肉でも仕入れな。

ラガ♪ 

 

1時30分だというのに、次から次へと客がやってくる。

人気店になるのも時間の問題かもな…

次郎は独りごちた。

 

店の前に止めていた自転車に次郎は跨った。

さてと、行くか。

 

ブルッ

さぶっ!

 

暖かい中華を食べたというのに…

本格的な冬到来だな。

 

次郎は広尾方面に自転車を転がした。

続く。

 

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龍眉虎ノ尾@西麻布

紅虎餃子房のハイブランド。味は一級品!夜のコースは高いが、最近アラカルトも受け付け始めたらしい。

土鍋料理が押し。しかし酢豚、坦々麺なども人気。

3.7次郎