食い倒れ 函館次郎のひとり飯道

函館次郎が世間の荒波に抗いながらひとり飯に命を捧げる物語

覆面智⑨

お盆である。

暇だ。

 

遠距離の移動は混雑がうっとおしい。外は暑い。こんな日は、家でガンダムを見るに限るが。

 

今日は曇天で幾分涼しい。そして、都内は人が減っている。

 

次郎は何気なくオヤジのツイッターを見た。

 

お盆もやってます。

更に、

塩ラーメン悪い奴。

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な、なんだと。

行かないわけがなかろう。

次郎は家を飛び出した。

 

雨がしぐついている。しかし、涼しくて快適だ。自然と鼻歌が交じる。

あぁ〜、メビウスの輪から〜、抜けだ〜せ〜な〜く〜て〜〜♪

逆襲のシャア。気がつけば次郎はピンクのポロシャツに赤い短パンに赤い靴下。

 

か、完璧じゃねぇか。おやじっ!

 

そうこうしているうちに神保町についた。時刻は10:58。開店時刻だ。既に七人ほどのネオジオン兵が列をなしていた。

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やるな諸君…

次郎は心の中でジークジオンと呟いた。

千円札を販売機に入れ、大盛りを押した。

 

ふー、またやっちまったか。

愚かなものだな人間というやつは。

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次郎は独りごちた。

 

 

青唐辛子、味玉、のりで。

いつものトッピング。胸が踊る次郎。

 

はいよ。

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きたー!まるでラーメン二郎じゃねーか!

 

どれどれ。

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違うな、さすがおやじ。背脂とにんにくを大量に使っているにもかかわらずスープはスッキリしている。

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うまそうな卵ちぢれめん。流石だ。

ズズズッ

 

う、うまい。にんにくが効いている。塩なのに少しコッテリとした味わい、なのにスッキリだ。これはたまらん。

 

ズズズッ

 

ズズズズズズッ

 

うめー!!

おやじっ!うまいぞ!!

 

ありがとよ♪

 

心地よい時間が流れる

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ゲフッ

 

ごちそうさん

 

また来るぜおやじっ!

 

あいよ♪

 

まだ涼しいな。店を引き上げた次郎。人の少ない神保町を後にした。

 

続く。

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覆面智@神保町

今日は塩ラーメンの悪い奴。ボリュームが半端ない。すぐそばにあるラーメン二郎風の味付けだが、しっかり覆面智の良さが出ている。レアな味わい。さすがだよオヤジ。

3.8次郎